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【子育て支援シリーズ】もう読んだ?『みえるとか みえないとか』


冬休みの宿題の読書感想文、何を読むか、もう決まりましたか? スマホばかり見ている子どもたちに、読書の楽しさや本の中に広がる素晴らしい世界のことも知ってもらいたいですね。厚生労働省では、子どもたちの健やかな育ちと豊かな想像力のために、子どもたちに読んで欲しい本を「厚生労働省 社会保障審議会 児童福祉文化財」として選出しています。今回は、令和元年度の推薦作品の中から、『みえるとか みえないとか』をご紹介します。

 

宇宙飛行士のぼくが降り立ったのは、なんと目が3つあるひとの星。普通にしているだけなのに、「後ろが見えないなんてかわいそう」とか「後ろが見えないのに歩けるなんてすごい」とか言われて、なんか変な感じ。ぼくはそこで、目の見えないひとに話しかけてみる。目の見えないひとが「見る」世界は、ぼくとは大きくちがっていた。

 

【著者紹介】 ヨシタケシンスケ

1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『りゆうがあります』(PHP研究所)で第8回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞。『もうぬげない』(ブロンズ新社)で第9回MOE絵本屋さん大賞第1位、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞を受賞。『このあとどうしちゃおう』(ブロンズ新社)で第51回新風賞を受賞。その他、著書多数。2児の父。趣味は読まない本を買うこと。
 

【著者紹介】 伊藤亜紗

1979年東京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。もともとは生物学者を目指していたが、大学三年次に文転。2010年に東京大学大学院博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。著書に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版)、『どもる体』(医学書院)など。1児の母。趣味はテープ起こしと燻製。

 


『みえるとか  みえないとか』は、伊藤亜紗さんが光文社から2015年に出版した『目の見えない人は世界をどう見ているのか』をきっかけに、ヨシタケシンスケさんが伊藤さんに「そうだん」しながらつくった絵本です。どんなことに悩んで、どんな風に絵本ができていったのか。お二人の対談をこちらでご覧いただけます。
http://www.alicekan.com/news/2018/07/post-115.html

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