コミュニティ情報

アイスホッケーならではの疾走感が魅力

ウィンタースポーツシーズンの到来。今シーズンも広島ビッグウエーブで本格始動した広島のアイスホッケークラブ「広島コレクターズ」に、活動の様子やアイスホッケーの魅力を聞きました。
初心者でもすぐに氷の上に慣れる子どもたち
 広島にアイスホッケーのクラブがあることを知らない人もいるかもしれませんが、「広島コレクターズ」のジュニアチームが立ち上がったのは、1972年の札幌オリンピックの直後。これまでにこのチームでアイスホッケーを始めてプロになった選手や国体選手を輩出するなどの歴史と活躍を誇るチームです。
 小学生(体験入部は幼稚園児から可)チーム、中学生チーム、高校生チーム、一般チーム、女子チームがあり、それぞれのレベルに応じて練習を重ね大会に出場しています。
 ビッグウェーブにアイススケートに来て練習を見て興味を持った子、友達に誘われてやってみた子など、きっかけは様々ですが、多くはスケートも初心者。転んでも痛くないプロテクターをしっかり装備するので怖さよりも楽しさがまさり、特に子どもは慣れるのが早く、すぐにすいすい滑れるようになるそうです。
氷の上を自由に走り回る楽しさを覚える低学年キッズたち

他にはないスピード感や競り合い
 アイスホッケーの魅力は、「やはりスピード感」と監督の越本直秀さん。もちろん、その分ぶつかり合う時の衝撃も強くなりますが、「氷上の格闘技」と呼ばれる身体を使った競り合いの駆け引きもまた、他のスポーツではあまり体験できない面白さ。早く滑るための下半身、ボディーチェックに押し勝つ上半身、パックを打つ腕力、それらをコントロールする体幹、そして氷上の状況を捉え瞬時に判断する知力など、まさしく全身と頭をフル活用させるスポーツなのだそうです。
 幼稚園児の時からアイスホッケーを始めて、14年になるという山本航大さん(大1)、凌生さん(高2)に、アイスホッケーの楽しさを尋ねると「シュートが決まった時」と声をそろえて。始めのうちは、早くパックに追いつくためのスケーティング技術を身につけることが大変だったけれど、滑ることに慣れてくると今度は正確にパスを操るパックコントロールの方を難しく感じたり。続けるほどに、次のステップと課題を感じることも、今日まで続けてきた魅力になっているとか。
スピードとパックコントロールも巧みな高学年キッズたち

思いやりと感謝を忘れず、チームワークを大切に
 「広島コレクターズ」のいいところは「チームワークがいいところ」と教えてくれた山本兄弟。アイスホッケーは反則などで一時的に人数が減ることもありますが、通常はキーパー1人と選手5人で行われ、選手は約1分でベンチの選手と入れ替わりながら試合を行うので、パスワークやフォーメーション、スムーズな交代と瞬時の連携のために、息の合ったチームワークは不可欠とのこと。
 またコレクターズでは、山本兄弟のように長じた選手が下の子どもたちの面倒を見てくれるという“縦のつながり”があるのも特長。「なかなか触れ合う機会のない広い年齢層と仲良くなれるのもいいところ。子どもたちは、お兄さんたちが大好きなんです」と保護者の方が教えてくれました。
 技術はもちろん、アイスホッケーを通して「思いやりと感謝の心を育てること」も大切にしているという越本さん。現在は常設リンクのない広島では、シーズンも限られているため、他の習い事や塾、学校のクラブ活動などと掛け持ちをしている子も多いそうですが「来られる時に来ればいい」と比較的縛りもゆるくしているとのこと。「それでもアイスホッケーが好きな子は、毎冬嬉しそうにリンクに戻ってきます。これからもアイスホッケーという競技の楽しさを伝えていきたいと思います」。
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