コミュニティ情報

和太鼓で音と心を一つに

芸術の秋、お祭りの秋。イベントなどで耳にして和太鼓の鼓動に惹きつけられる機会も増えます。呉を拠点に、小〜中学生で和太鼓に取り組む「和☆Rock junior」の活動を紹介します。
和太鼓に魅了された兄弟が立ち上げた「和☆Rock」
 高校の入学式で和太鼓の演奏を聞いて「カッコイイ!」と惚れた荒井裕さんと、その後に続いた弟の啓さん。平成21年に広島文化学園大学の和太鼓サークルを結成し、「和であり、ロックであり…」日本の伝統も大切にしながら、常に新しいことに挑戦することを目指して「和☆Rock」と名付けられました。
 お金もない、太鼓もないところから兄弟が奮闘している時に、「自分や友達も和太鼓をやってみたい」と当時小学生だった三男の智さんが声を上げ、地域の子どもたちにも和太鼓を教え始めたところから「和☆Rock junior」が結成。現在は、小学生から中学生まで約30人が、Jr.から成長したメンバーを含む「和☆Rock」とともに、主に広島県呉市を拠点とし、福祉施設や地域のイベントなどで演奏活動を行っています。最近は元気いっぱいのJr.を指名してのオファーも増えているそうですよ。
太鼓を通して成長も感じながら
 こつこつと実績と練習を積み上げ、長年の課題だった専用の練習場も確保した「和☆Rock」。思いっきり太鼓が叩ける環境で、Jr.は月に2回、年齢やレベルに応じて練習を重ねています。
 初心者も経験者も、男の子も女の子も歓迎のサークル。最近は、地域の小学校で「和☆Rock」の演奏に触れて、「やってみたい」と門を叩いてくれる子も多いとか。
 最初は身長や体力のハンデで叩けなかった太鼓が叩けるようになったり、強い音が出るようになることで成長の喜びを感じたり、人前で演奏して喜んでもらえたことをモチベーションに繋げたり。日本の伝統楽器なので、礼の心も伝えていこうと心がけており、保護者の方からは、「礼儀正しくなった」「集中力がついた」などとの声をいただくこともあるそうです。
楽しく、心と音を合わせることをモットーに
 和太鼓で大切なことは、個々の音やリズムもあるけれど、それ以上にみんなで音や動きを合わせること。「みんなで心を一つにして、動きを揃えて、音を合わせる一体感が、和太鼓の一番の魅力」と裕さん。
 また子どもの場合は特に、テクニックよりも楽しんで叩いている表情の方が、見ている人を惹き付けるので、とにかく「楽しい?」「楽しんでる?」と声をかけ、みんなで太鼓を叩くことが楽しいと感じてもらえる雰囲気作りを大切にしているとのこと。
 オリジナル曲や、太鼓以外の楽器とのコラボなども手がけ、とにかくパワフルで、若さと新しさ、そして何より“楽しさ”が伝わってくる「和☆Rock」「和☆Rock junior」は、地域で依頼を受けての演奏のほか、年に一度はライブを開催。秋に行われる「けんみん文化祭ひろしま」にも参加しており、昨年は「和☆Rock」が念願の最優秀賞を受賞し、全国大会にも出場しました。
 ホームページに、活動予定なども掲載しているので、気になる人は一度「和☆Rock」のパフォーマンスに触れてみてください。
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