海上保安庁大型巡視船『ひろしま』船内特別公開 遠隔放水銃や40ミリ機関砲を装備 災害時にも幅広く対応

11/6(金) 18:29

「ツイセキ」です。

【片平知里 記者】
「船内を特別に公開していただけるということで乗り込んでみたいと思います」
「こちらが乗組員が過ごす居室。ここに壁がついていて転げ落ちないように対策がされている。船の上とは思えない広々とした空間で心地よいなと感じます」

6日、関係者に披露されたのは海上保安庁の大型巡視船「ひろしま」。
今年9月に就役し、広島海上保安部に配属された第六管区内で初めての船です。

【第六管区海上保安本部 池上浩之 本部長】
「昨今の海上保安庁をとりまく情勢は大きく変化、ますます複雑化してきている。第六管区海上保安本部海域における海上保安業務のほか、尖閣諸島周辺海域における領海警備、海洋権益保全といった外洋での業務を含めさまざまな業務に従事してまいります」

そうした多様な業務で十分な能力を発揮できるよう、船には最新鋭の様々な装備が載せられています。

「特徴的な装備として遠隔放水銃。1分間に12トンの水を発射する」

【片平知里 記者】
「こちらが40ミリ機関砲ということで、海の安全を守るために重要な役割を果たす最新鋭の設備です」

さらに船の後方にある甲板は…。

【片平知里 記者】
「このヘリポートも巡視船ひろしまの大きな特徴の1つです。この設備も災害時に重要な役割を果たします」

海上保安庁のヘリだけでなく、災害時には関係機関のヘリの離着陸にも対応できます。

【片平知里 記者】
「こちらの多目的室は、災害時などで多くの人が寝泊まりできるように広い部屋になっていて、乗組員がリラックスできるようなスペースにもなっているということです」

また船内には、海の上で逮捕した容疑者の留置場や取調室も備えられています。

【巡視船ひろしま 潮平篤 船長】
「瀬戸内海の中ではこれまで小さな船しかいなかったので、大型船として機能を有効活用できるよう、訓練を重ねしっかりと皆様のご期待に沿えるよう頑張っていきたい」