【てつたま】「SLやまぐち号」蒸気機関車C57・1号機が6年ぶり復活!ぐるりと方向転換の場面は圧巻!

10/7(水) 18:28

【野川諭生アナウンサー】
「てつたま」です。
前回に続きまして、今週も復活のC57「SLやまぐち号」特別試乗会の後半戦です。
今月、「SLやまぐち号」の牽引機として復活を遂げたC57の初号機。
京都・梅小路での大規模修理を経て、実に6年ぶりの営業運転、再開です。

前回は新山口駅を出発し、大人気の1号車、グリーン車を満喫しました。
続いては、3号車へと移動します。

【野川アナ】
「3号車にはフリースペースとこちら、オリジナルグッズを買えるカウンターがあるんです。ラインナップがすごいですね、他の観光列車と比べても、多種多様なグッズが並んでいます」

さらにC57・1号機の「SLやまぐち号」復活を記念して、新しいグッズが登場していました!

【販売員・野川アナ】

「このバッジですよ。10月からの山口デスティネーションキャンペーンに合わせて登場した新しいデザインだということで…。いいですね、私も手に入れた暁には、バッジをつけてスタジオに出たいところですね。
タオルもしっかり刺繍がされていて、旅の思い出になりますよね。
これはヘッドマークがデザインされています。これを開けると黒いキャンディーが入っていて、しっかりした素材なので、入れ物が小物入れになる。一粒で3度ぐらい美味しい品ですね。
ちなみに(販売員さんの)個人的な視点で結構ですので、一押しの商品はどれでしょう?」

「そうですね、この『腹巻きとるにゃん』。素材もモチモチしていて、どこに付けてもすごく可愛いと思います」

「モチフワの感じ、いいですね。表情も可愛くて。そしてチャラーン!ちょっとセクシーですね」

これらのグッズの中にはSLやまぐち号の車内でしか買えないものもあって、鉄ちゃんの心をくすぐりますねぇ。

さて、津和野へのSLやまぐち号の旅も終盤戦。
列車は地福駅に到着しました。

【野川アナ】
「いいじゃないですか。新山口から津和野に着くまでに石炭を1トン消費するんだそうです。あれ(石炭)を燃やして走っていくんだなと思うと、本当にSLって生き物のような感じがするなというのは、何度見ても思いますね。しっかり食べて、あと少し津和野まで走ってもらいましょう。あ!蒸気の香りがしますね」

地福駅には12分間停車するので、多くの人がC57の雄姿をカメラに納めていました。
ということで私も…。

【野川アナ】
「うーん美しい。やっぱり貴婦人と言われるだけありますね。スラッとしてフォルムが美しいですよ。いいですね」

C57の6年ぶりの復活を地元の皆さんも歓迎していましたよ。

【地元の人】
「懐かしくていいですね。ちょっと世の中が雑然というか、発展しすぎてて、昔のものに郷愁を覚えるというか、いいですね」

地福駅を出発すると終点の津和野はもうすぐそこ。

最後は列車旅のお楽しみ、箱に大きくC57が描かれた駅弁をいただきましょう。

【野川アナ】

「あらー!美しいですね、これ手前にレンコンがのっているのは岩国寿司じゃないですか!

この白い雪のようなものは、オバイケ。『下関名物のクジラ料理。サラシクジラのことをオバイケと呼びます』と。本当に雪のようで、弁当の彩りが本当に引き立ちますね。

あとはこの列車の終着駅・津波野の名物『源氏巻』も入っていますね。
これは本当にこの沿線、あるいは山口を食べる。そんなお弁当ですね。

まずはこのオバイケをいただこうと思います。酢味噌をかけるんですね。これまた美しい。真っ白なクジラに酢味噌の菜種色。ではオバイケ、いただきます。うん、不思議な食感。ちょっとシャクシャクする感じといいますか。淡白な味わいに酢味噌の甘酸っぱさが絡んでいいですね。食感も楽しいし、美味しい。

そして大きなレンコンがトレードマークの岩国寿司。シャキシャキで酢の染みたおいしいレンコンです。そしてお寿司そのもの、いただきます。いろんなおかずや料理が詰まってますけど、そのすべてのパートナーになってくれそうなシンプルな味わいです。

そしてお弁当にはこちら、『SLやまぐち号』のヘッドマークを模したコースターがついてくるということで、嬉しいですね。結構な厚さですよ。かなり硬くてしっかりした素材になってますから、帰った後も卓上に飾ることもできるんじゃないでしょうか。少なくとも私は、戻ったら会社のデスクに飾ろうと思います」

中国山地の峠を越え、およそ2時間かけて「SLやまぐち号」は、終点・島根県の津和野駅へと到着しました。

【野川アナ】
「いやー、頑張った頑張った。1トンの石炭を使って、しっかり食べて、しっかり動いてくださった貴婦人です」

終点に到着し、これでC57が牽引する『SLやまぐち号』の旅は終わり…ではないんです。
津和野駅に到着したC57は客車を切り離して、もう一つの見せ場へと向かいます。
それが…『転車台』です。間近で転車台を見学できる場所は全国にも数少なく、鉄道ファンにとって貴重な体験です。
ぐるりと方向転換したC57は、再び新山口駅へと戻る旅路に備えて、水と石炭を補給します。折り返し地点の津和野駅で、6年ぶりに復活したC57を支える人たちにその思いを聞くことができました。

【JR西日本 中国統括本部 下関総合車両所 新山口支所 原田進吾さん】
「完成した時はすごくホッとしました。これからも安全第一でメンテナンスできるように頑張っていきます」

【JR西日本 山口列車区 井上久利 運転士】
「D51とC57でまた音が違う。汽笛の音もブラスト(蒸気)の音も違いますので、その音を楽しんでいただきたいと思います」

そして次回は…。
新山口行きの上り列車が出発するまでの3時間、津和野駅周辺で私、野川が個人的に気になる場所をめぐります。