火事場泥棒警戒、テレビやエアコンの室外機が盗まれる事件も 熊本派遣の広島県警部隊が被災地活動報告 

9/4(金) 07:45

【県警刑事部 捜査支援分析課 檜田篤士 警部】
「私たちが警戒活動や職務質問を通じて、熊本県民の方の安全安心に貢献できたらと思う一心で、活動に取り組んでまいりました」

3日、熊本の被災地での活動を振り返ったのは、広島県警刑事部の捜査支援分析課に所属する檜田篤士警部です。

檜田さんを含む県警刑事部の8人は、先月22日から30日まで熊本に派遣され、窃盗など被災者を狙った犯罪の抑止に取り組みました。
現地では、被災者の家からテレビやエアコンの室外機が盗まれる事件も起きていて、県警の派遣部隊は交代で、24時間体制で警戒にあたったということです。

【檜田 警部】
「まだ(活動地域では)3000人程度が避難状況で、空き家などが依然として多々ある状況です。火事場泥棒などの発生を見据えて、警戒活動を必要と痛感しました」

地震発生から1か月を経ても、被災地ではライフラインが復旧していない地域もあったということです。

そうした中で檜田さんの印象に残ったのは、復興に向けて、前を向く被災者たちの姿でした。

【檜田 警部】
「洗濯が大変なんだと。コインランドリーも一杯なので、遠方まで行って何とかやっているんだよなどの話を伺って。その話を通じてやっぱり前を向こうとしているんですよ、くよくよされていなくて、それはすごい感銘を受けました」

広島県警は、災害発生直後から現在までに8部隊、のべ138人を熊本に派遣していて、今後も現地の要請に応じて派遣を継続するということです。