日鉄呉跡地 防衛産業への新規参入セミナー「地元企業の参入に期待」防衛省が複合防衛拠点整備 広島・呉市

8/26(水) 18:23

防衛省が呉市の日本製鉄跡地に複合防衛拠点の整備を計画する中、26日、市内企業を対象に防衛産業への新規参入に向けたセミナーが開かれ、地元企業からは期待の声があがりました。

【製造業の担当者】
「いま防衛産業が予算もたくさんついてお仕事もたくさんあるみたいなので」
「防衛産業の拡大の中で、われわれとしてお力添えできるところがあれば、ぜひ積極的に参加したいと思っています」

地元企業から聞かれた”期待の声”。防衛産業への新規参入セミナーには、呉市に事業所を置く製造や建設、サービス業などおよそ100社が参加しました。

防衛省は呉市の日本製鉄の跡地に多機能な複合防衛拠点の整備を目指していて、火薬庫や無人機製造施設のほか、防衛産業関連の民間企業誘致エリアを設ける計画を進めています。

【防衛装備庁・甘粕浩司 防衛産業政策室長】
「多くの中小企業が防衛産業全体を構成しています。本日のセミナーを通じて呉の地元の企業が防衛産業に参入してみようというきっかけになればいいと思っています」

セミナーは非公開で行われ、防衛装備庁の担当者から契約のルールや、参入企業に求める条件などの説明があった一方、防衛拠点の計画については触れられなかったということです。

【呉市内の製造会社】
「呉の方で何が出るのか地方調達と全国調達があると聞いたので。まだわからないですよね、どう動くのかがわからないから」

【製造業】
「防衛産業の構造的な特性への対応という事で多品種少量生産、長期発注が求められるという。求められる要件、ここがより具体的に聞けたのはよかったと思います」

今回セミナーに参加した企業の多くは、部品の供給や、従業員向けの飲食などのサービスに関わる事を目指していて、市は今後もセミナーを開き、地元企業に防衛産業への理解を深めてほしいとしています。