「住みやすい広島県に」 故郷にUターンした女性警察官に密着 大好きな広島で奮闘する彼女の思いとは?

7/30(木) 18:07

特集です。転出超過が課題となる中、故郷・広島にUターンし奮闘する1人の女性警察官がいます。彼女の思いを取材しました。

「こんにちは~。お世話になります。竹原警察です。」

住民の話に耳を傾ける1人の女性。竹原警察署の地域課に勤める中村理沙巡査長です。

【住民】
「足元が見えにくくてそういった部分が改善できたらいいなとか夜一人で歩くのにちょっと怖かったりするので…」
【中村理沙巡査】
「たしかにそうですね」

中村さんの仕事はパトロールや発生事案の対応。日々、竹原の街を見守っています。

【中村さん】
「ご意見だったり困ったりすることはしっかり聞けるようにとは考えています。いろんな意見とかも聞いてみんなが住みやすい広島県になればいいなと思って」

中村さんは警察官になって今年で11年目を迎えますが広島県警に勤め始めたのは4年前からです。学生時代に「白バイ隊員」に憧れて警察官を目指したという中村さん。高校時代に広島県警を受験したものの不合格。高校卒業後は京都の専門学校に進学しました。

【中村さん】
「スポーツが好きだったんで、そういうのに携わる仕事もいいなとも思ってたりもしたんで、1年間はスポーツの勉強をして、2年目からは公務員試験の勉強をしたっていう感じ」

社会に出て最初に勤めたのは京都府警察。警察官になる夢を叶え京都府で3年ほどキャリアを積んだとき中村さんのなかである”思い”が湧いてきたといいます。

【中村さん】
「警察ってすごいやっぱ地元に密着した仕事だったんで、だったらもっとなお地元に帰りたくなったというか、地元愛じゃないけど、そういうのは強くなりましたね。県外に出て。帰りたいなと思いました」

再び、広島県警察を受験。2回目の挑戦で合格。6年にわたる京都府警での勤務にピリオドを打ち、2022年から広島での警察官人生をスタートさせました。

【中村さん】
「受かった時は本当に嬉しくって、何回か落ちたっていうのもありますし、本当に広島県で、しかも警察の仕事も続けたかったんで、警察官として働けるんだっていう思いで、びっくりというか、感動が多かったですね。またこの広島で働ける、住める、なんか生活できることとか全部はい、嬉しかった」

【中村さん】
「ただいま~」

実家は三次市。月に一回は顔を出します。
シジミの味噌汁の話で広島弁がでる理沙さん。父、正志さんは理沙さんを「家族の元気印だ」と話します。

【正志さん】
「小さいころからよく喋って活発だったので明るくて元気元気っていう感じの子です。バレーをしてたんですよ小学生のときこれは(理沙さんは)飛び跳ねてどこでも球を取りに行くタイプで」

【中村さん】
「そうなんですかね。わからんけど(照)」

【正志さん】
「『署にいてよかった』と言われるような。さっきも言ったようにみんなの目標になってほしい。あと、ちょびっとケガをしてほしくないというのはありますけどね、親として」

大好きな広島での勤務。緊張する時間の多い仕事ですが住みやすい広島にしたいと全力です。そんな中村さんの姿勢に同僚も信頼をおいています。

【石河内達也巡査部長】
「積極的に前向きにやってるっていうイメージですね。人それぞれあんまりやりたくない仕事あると思うんですけど、そういった仕事に対してもきちんとやってくれる」

信頼している地元への愛着が人一倍強い中村さん。
いま、ある目標に向かっています。

【中村さん】
「地域課の勤務が一番地域の住民の人と携わることも多いですし、見て、すぐ見て警察官ってわかると思うので、地域の人が安全に暮らしてもらえる街づくりをするのが今の目標です」

住民が安心して安全に暮らせるまちづくりを進める。中村さんは今日も竹原のまちを走り回ります。