目指せ!インターハイ頂点 広島最速の高校生「荒谷匠人選手」(近大東広島) 男子100メートル

7/30(木) 19:07

ことしは近畿地方を中心に開催されている全国高校総体「インターハイ」。
広島から頂点を目指す「広島最速の高校生」を取材しました。

【中西敦子アナウンサー】
「着きました!3年6組。ここに広島県最速の高校生がいるようです」

訪れたのは近畿大学附属広島高校東広島校。
ここで日々勉学に励む「広島最速の高校生」が…

【先生と荒谷匠人選手】
「荒谷くんどうぞ」
「(5)の『それぞれの文化から飛び出した新しい世界の見え方』というところは文章には特に書かれていないので、選択肢(2)が正解だと思います!」
「『再考』を促す。」
「『最高』ですか?」
「違う!褒めていない!」

高校3年生の荒谷匠人選手、笑顔が素敵な高校生が今戦っている舞台が…
陸上の花形競技ともいわれる短距離・男子100メートルです!
去年のインターハイ、3つの組によるタイム決勝に進出した荒谷選手は、山縣亮太選手が保持していた広島県高校記録を更新する10秒29をマーク!2年生ながら全体の4位に入りました。

そこから1年、念願のインターハイでの表彰台を目指し、日々鍛錬を重ねています。
そんな荒谷選手、練習の取り組みを見てみると…ある工夫が見えてきました。

【荒谷匠人選手と中谷アナ】
「これは何をするんですか?」
「これは腰に巻いて簡易的に腹圧を入れられるようにする練習。この業務用ホースを用いてやるっていうのが最近の練習の一部です。やっぱり走る上でブレなくしたり、足をついたときのブレをなくすという観点においても、おなかの力というのはすごく重要で、そこを簡易的に作ってあげようというメニューです」

この他にも課題だった「スタート」を徹底的に対策するなど、独自の視点で考案したメニューをおこなっていた荒谷選手。
取り組みについて顧問の松田先生も。
【近大東広島陸上競技部 松田一宏 監督】
「本当に研究熱心で、自分の課題をとにかく突き詰めて日々の練習に取り組んでいる。スタートダッシュというスターティングブロックを使った練習を、とにかく1時間2時間かけてやっている時もあります。そこが本人の貪欲さだと思っています」

走りに貪欲で研究熱心な姿勢、以前のインタビューでも語っていました。

【荒谷匠人選手】2025年7月撮影
「どうやって自分の強みを生かすかというのを模索しないと勝っていけないので、研究に注ぐ時間が必然的に多くなっています。自分の走りが似ている人のものを取り入れたり、何なら動物の走りでさえみたりしています。ダチョウとかだったり」

【荒谷匠人選手】
「(ダチョウの走りについて)最近はいじられたので…あまり見ていないんですけど(笑)。色んな所に速く走るヒントは眠っている。街中で走っている人も取り入れられないかな、という視点で見る。普段から意識できることは取り入れるようにしています」

そしていよいよ、31日はインターハイの舞台へ。
3年間の集大成に荒谷選手が挑みます。

【荒谷匠人選手】
「(去年のインターハイで)10秒29という広島県高校記録を達成できたのはうれしかったんですけど、4位でメダルに届かなかったという悔しい部分もあったので、今年こそは(3位以内の)メダル。そしてもっと高みへいけたらいいんじゃないかなと思います。
Q:ここだけは見てほしいというところはありますか?
「後半70メートル付近を見てほしい。ここが僕の一番強いポイントで、そこから僕が追い上げて最後フィニッシュラインで相手よりも先行して勝ちたい」