【わたしの里山】広島が元産地!『ハッカ』を育てる農家と出会う!ハーブティーは衝撃的!広島・世羅町小国

7/20(月) 12:05

【辰已麗アナウンサー】
「わたしの里山(すみか)」です。
このコーナーは、私が県内のさまざまな中山間地にお邪魔して、中山間地域の知られざる魅力を調べ、発信しようというコーナーです。
今回は世羅町小国編の第2弾です。
かつて広島が産地だったという、ある作物を育てる農家さんに出会いました。

【辰已アナ】
実はお好み焼き『あっくん』の(前回ご出演の)平田さん、情報通でして、ハッカを育てていらっしゃる方を知っているということで、連絡を取っていただきました。

【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
「こんにちは、雨の中…TSSの辰已です」
「中尾と申します」
「中尾さん!」
「はい」
「よろしくお願いします。『あっくん』の平田さんに教えていただいて」
「またすごいところに来られましたね」
「小国で何かされている方いないですかとお聞きしたら、ハッカ農家さんがいらっしゃるというので」
「ありがとうございます」
「うかがったんですよ」
「そうなんですよ。4年前からこちらでやらせてもらってるんですけど、最初から一応、二ホンハッカは栽培していまして、今はもうメインの作物が二ホンハッカという形でやらせてもらってます」
「へえ~ハッカを栽培されている方って珍しいですよね」
「たぶん自分の面積でやっているのは、広島では自分だけじゃないかと思います」
「中尾さんだけ!?」
「はい」
「へえ~」

『ニホンハッカ』の畑を見せてもらいます!

【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
※畑に移動しながら…
「二ホンハッカっていうのが正式名称なんですね」
「そうですね。ペパーミントとスペアミントと二ホンハッカの大体グループにわかれるんですけど、ミントっていったら。その中で一番メントールが多いのが二ホンハッカになりますね」
「そうなんですか」
「ここが全部、まあハッカになるんですけど」
「えっ!うわぁ~これがハッカらしいです。これが全部!お邪魔します。えぇ~!うわぁ~!すごい!初めて見ました!これがハッカなんですか?」
「品種もいろいろあるんですけど、『あかまる』っていうかなり古い品種で、実はそもそも広島がハッカの元産地なんですよ」
「いや~そうなんですね!」
「ちょっとこれ揉んでもらったら香りが出ます」
「ちょっと揉んで失礼します(香って)おぉ~!」
「はい、メントールがしっかり」
「すごい!」
「すごいスッキリすると思うんですけど」
「スッキリ!あのガムの」
「そうですね」
「すごい!うぉ!」
「(笑)本当に日本で栽培が盛んだった時期って、ハッカ油の世界シェア70%、日本が持っていた時代がありまして、その当時は本当に世界のガムだったり、歯磨き粉だったり、今でいうメントールの入っている商品に使われているスースーする成分は、大体日本から出ていたらしいです」
「へえ~!その中でも特に日本の中でも広島が…」
「広島と岡山と北海道ですね」
「へぇ~」
「北海道が結局一番すごい面積になるんですけど、北海道が始まるまでは、本当、広島と岡山が1位2位を争う感じで栽培されていたらしいです」
「そうなんですか」
「その当時は1200ヘクタールくらいハッカの畑があって、大体マツダスタジアム550個分くらいのイメージらしいです」
「550個!?」
「下火になってからは全然農家ほぼ残っていないような感じなんですけど、広島では完全に途切れてまして、そもそもチョコミントだったりああいうのもすごい好きだったのもあって、そもそもミントに興味があったんですけど、その中でだんだん広島でも実は盛んだったっていう歴史も見えてきまして、すごいストーリー性もってますし、自分もそもそも好きな作物なので、この二ホンハッカに全部集中してやっていこうと決めるようになりました。本当に食べてもらっても…」

【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
「えっ、食べていいんですか?」
「きれいなの探しましょうか」
「いただきます」
※二ホンハッカを食べて…
「お~~~~~~~」
「辛いくらいメントールが」
「辛い!そうです!辛いくらい、もうスースーして!すっごい!本当歯磨きしたみたいですね」
「そうですね」
「うわぁおもしろい!ここのくらいまでいったらもう収穫時期かな?」
「そろそろ…そうですね。梅雨が明けたら収穫して自分はハーブティーに主にやってるんですけど、若い芽の部分だけ摘んで乾燥させてお茶にして販売しています」
「今っておうちにあったりするんですか」
「ありますよ」
「ちょっとだけ…もしよかったら飲んでみてもいいですか」
「いいですよ!ちょっと準備にお時間いただけたら」
「ありがとうございます」

ハーブティーをいただくためご自宅へ!

【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
「農業を始めるには、ちょうど蔵があったりとかトラクター入れる場所があったりとか、いろいろ農家向けの住宅というか」
「はぁ~このトラックは何用なんですか。すごいかわいい!木箱がついてますけど」
「キッチンカーの営業もやってまして」
「自作ですか?」
「はい、全部木造で」
「すごい」
「こっちを開いて」
「こう開いて」
「そうですね」
「何を売っていらっしゃるんですか?」
「もうハーブティー」
「お茶、ハーブティーを」
「特に二ホンハッカのシングルのハーブティーを提供したり、試飲もしてもらったりとかしながらやっています。生でお客さんの感想を聞ける場所を作りたいなと思って作ったんですけど」

【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
「本当昔ながらの日本家屋っていう感じですね」
「そうですね大体築80年くらいになるんですけど」
「80年!でも80年に見えないですね」
「ちょうど最近屋根を塗り替えたんですよ。穴が開かないように穴というか錆びないように定期的に塗らないといけないんですけど」
「うわぁ~こういう家に住むのは初めてですか?」
「はい、初めてです。もともと市内中心部でマンション暮らしだったんで。ここ上水が来ていないんですよ。来てないというか道までは来てるんですけど、まだ引っ張っていない状態で。井戸です。こちら」
「井戸!?」
「はい、井戸はこの蔵の裏にあるんですけど」
※井戸に案内してもらう…
「どこにあるんですか」
「蔵の裏手に」
「あ!これ!この井戸からくみ上げるシステムがあるというか…?」
「そうですね。井戸のくみ上げモーターがあっちのほうについてまして、いい水だと思いますよ」
「へぇ~。井戸水で入れたハーブティー。期待が高まる…おいしそうですね」

井戸水でいれた『ハッカのハーブティ』とは?

【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
「用意していただきました。二ホンハッカ茶!」
「そうですね」
「すごい!パッケージご自身で作ったんですか?」
「これは、はい、そうですね」
「え!おしゃれですね、すごい」
「圃場周辺の動物の柄なんですけど、農家目線で作ったパッケージにしたいなと思いまして」
「これだけでも香ってみてもいいです?」
「ぜひぜひ」
「茶葉、すごい!ガムです!うん!すごい清涼感」

※お茶を入れてもらう…
【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
「お願いします」
「入れますね」
「すごい、きれいな色さわやかグリーンですね。ハッカ茶、飲んだことない」
「めちゃくちゃ熱いかもしれないんで」
「はい、じゃあいただきます」
「どうぞ」
「はじめて…(飲んで)おいしい!」
「ありがとうございます」
「薬用感が強いのかなと思ったんですけど」
「純粋にスッキリな感じかもしれないです」

【ハレの高原・中尾友人さん、辰已アナ】
「純粋に!寝る前とかこれ飲んで寝たらスッキリ寝つきがよくなりそうな感じです。基本的にはお茶で売っていらっしゃるんですか?」
「はい。基本的にはお茶なんですけど、箱入りの原料とかでも卸させてもらったりしていまして『世羅のハッカとチョコレート』っていう名前のジェラートで使ってくださってまして、あと『ハッカの水ようかん』、期間限定でやってくださってまして、まさにこの時期ぜひ食べてもらいたい一品になってますんで」
「おいしかったです、衝撃的にびっくりしました」
「ありがとうございます」
「もっと広島県で一番の作物になっていってほしいですね」
「そうですね、今レモンがすごい着目されてますけど、将来的にそういうブランドとして広島のブランド作物として形作っていけたら本当におもしろいかなと思います」
「レモンを超える作物になることを…」
「あまり喧嘩は売りたくない(笑)」
「応援しております」
「ありがとうございます」