定年退職した海上自衛官 海上保安庁で奮闘! アツい姿に若い海猿たちも「年の差感じない」 広島

7/13(月) 18:25

広島県内で定年退職した海上自衛官のセカンドキャリア。
同じ海を舞台に海上保安庁で奮闘する姿を追いました。

「水面よし!」※飛び込む
「いけるいける!」

県内の海上保安庁の基地の中で唯一、潜水士が所属している呉海上保安部。
その一員として先月、正式に配属されたのが…児玉伸吾さん56歳。
今年、海上自衛隊を定年退職した1人です。

瀬戸内海などを管轄する第六管区海上保安本部に初めて採用され、5月から研修を受けていた4人の定年退職自衛官。

海上保安官としての知識と技能を身に着け、いまは4人とも呉海上保安部で働いています。

【元海上自衛官・赤崎弘章さん】
「六管でも初めての採用ということで最初は私たちも身構えて臨んだところがあったが、コミュニケーションを取っていく中で当庁の職員は理解に努めてくれている」

【元海上自衛官・釜田成人さん】
「船の機関科員としての即戦力になれるように、まず船に慣れてその業務に慣れていくという形で今後しっかり頑張りたい」

【元海上自衛官・松本潔さん】
「楽しいですよ、明るくて若い人が結構いるから」

そんな松本さんを迎えた海上保安官の”先輩”は…。

【呉海上保安部・海上保安官(30代)】
「海上保安庁しか知らないので、海上自衛隊でどういうことをやっているというのを聞けるのは不思議な感覚」

そして、もう一人…。
第二の人生でも”若手に負けたくない”と体を鍛え上げていた児玉さん…。

潜水士7人を擁する救難強化型巡視船「きりしま」に配属され24時間体制で救難事案に備えているほか、自衛隊で潜水員や衛生員として活動してきた経験を活かし奮闘していました。

この日は、救命措置の知識と技術を高める訓練でアドバイス。

【児玉さん】
「しっかり胸骨の下半分を圧迫するという意識を持って、心臓の直上をしっかり押せるように」

さらには…。

「よーい!テッ!」

潜水訓練のサポートを行っていました。

”アツい”児玉さんの姿に”海猿”たちは…。

【潜水士 30代】
「年の差を全然感じないです!めっちゃ若いんで」
【潜水士20代】
「訓練やっていても僕らよりも早く動かれちゃうので、いい意味で刺激になっている」

【児玉さん】
「自衛隊それだけかと思われないように、後輩に恥をかかせないように頑張っているというところも実は多かれ少なかれある。(自衛隊で)ある程度のスキルは鍛えられていると思うので物怖じせずに、例えば尖閣であったりとか、ああいうところを希望して即戦力となれますよというアピールをどんどんして経験を積んで、ゆくゆくは自衛隊からまだ定年退職者も来ると思うので、彼らに何かアドバイスができる存在になれればいいなと思う」


※赤崎弘章さんの崎は「大」が「立」の崎