「原爆死没者名簿」の記帳始まる 公募で選ばれた新たな記帳者14人も見守る 広島

6/4(木) 17:19

今年の平和記念式典で原爆慰霊碑に奉納される原爆死没者名簿の記帳が始まり、公募で選ばれた14人の新たな記帳者がその様子を見守りました。

きょう4日午前、広島市役所で行われた「原爆死没者名簿」の記帳に臨んだのは、被爆者の中本信子さんと大川純子さんです。
二人は新たに死亡が確認された被爆者の氏名や年齢を一筆一筆、丁寧に書いていきました。

被爆者の高齢化で、広島市は、今年初めて記帳者の公募を行い、選ばれた16歳から70歳までの14人が新たに記帳に臨みます。
きょう二人の様子を見守った14人は、今月7日に記帳を開始する予定です。

【記帳者 被爆者の大川純子さん】
「平和に対する思いを引き継いでもらえたら一番かなと思います」

【新記帳者 広島清心高等学校2年 林 沙羅さん】
「責任の重さを感じつつ、一文字一文字にゆっくり思いがこもっている気がして私もそれを引き継いでいきたいと改めて思いました」

今年名簿に記帳されるのは、去年の8月6日から今年の8月5日までに市が亡くなったことを把握した被爆者で、きょうまでに3035人が判明しています。