母親の遺体を放置 55歳の娘に執行猶予付きの有罪判決 福山市 17日

4/18(土) 10:30

福山市の自宅で同居していた母親の遺体を放置したとして、死体遺棄の罪に問われている女の裁判で、広島地裁福山支部は17日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決などによりますと、福山市伊勢丘の無職・重松美和子被告(55)は2025年7月、同居する母親の遺体を5日間にわたって自宅に放置したとして、死体遺棄の罪に問われています。

これまでの裁判で重松被告は「母の死を認識していなかった」と無罪を主張していました。

17日に開かれた裁判で、広島地裁福山支部の松本英男裁判官は「倒れていた母を見れば異常な事態が生じていたと容易に認識できた。故意があったと認められる」と指摘。一方で「現在の健康状態などくむべき事情がある」として重松被告に、拘禁刑10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

被告の弁護人によりますと、控訴はしない方針だということです。