4月から自転車交通違反に青切符 スマホながら運転の反則金は12,000円 イヤホンや片手運転もダメ!

3/31(火) 18:38

4月1日から自転車に乗るときはこれまで以上に注意が必要です。

子供から大人まで幅広い年代が利用する自転車。
4月1日から自転車の交通違反を対象に反則金を課すいわゆる「青切符」が適用されます。
青切符を切られた場合、違反者には反則金の納付書が交付され、決められた金額を納める必要がありますが、30日、広島駅周辺で取材してみると…

【辰已麗アナ】
「午前8時過ぎの広島駅周辺です。交通量の多い時間帯ですが入れ違うように自転車が走っています。右側通行と左側通行が混ざっているような状況ですね」

スマホを見ながら片手運転をする人やイヤホンを付けたまま走行する人の姿が目立ちました。
こういった行為があすから「青切符」の対象となりますが、街の人の反応は?

【自転車ユーザー】
Q:青切符適用は知ってる?
「いや知らないです」
「ちょっと気にかけとかないとあまり注意できないかな気にしとかないと気にできないと思う」
「ちょっと難しいことが増えるなと、考慮しなきゃいけないことが多いので、ちょっと大変になるかなと思う。左側通行は特に意識しないと右側通ったら近いというのでしてしまうとひっかかるので」

《スタジオ》

【辰已アナ】
30日に取材したのは通勤・通学の時間帯で自転車を利用する人も多く見られたのですが、「スマホのながら運転」やイヤホンを着けたまま運転する人もいて、歩行者とぶつかると大きな事故につながる危険があると感じました。
ただ、中には青切符を知らないという声も聞かれました。

さて、今回、青切符が始まる背景なんですが…
まずは、こちらの数字をご覧ください。

『2万3221件』。

岡野さん、この数字は何だと思いますか?

【岡野 唯キャスター】
「自転車の違反件数かなと思いますけれども。全国の違反件数」

全国ではなく広島県内、しかも去年1年間だけでこの数字です。自転車の違反行為に関する指導・警告の件数なんです。この数字、石野さん、どのようにご覧になりますか?

【コメンテーター:広島経済大学准教授・石野亜耶(AIが専門)】
「1年間ですよね。多いなと思いました」

月に換算するとおよそ1900件ですから多いというのも分かります。そして、もう一つの数字がこちら。自転車が関係する事故、去年1年間に起きたものですと920件、前年に比べると25件増えているということで、しかも事故に遭って亡くなったのが11人と過去10年間で最も多い数字になったということです。

では、具体的に青切符はどういった違反が対象になるのかですが…
対象年齢は「16歳以上」です。大人だけではありません。
高校生も対象に含まれますので注意してくだい。
そして、対象となる項目は113あります!
加藤さん、気になるものありますか?

【加藤雅也キャスター】
「いずれも違反なのでやってはいけないんだなというところは認識しますけど、携帯電話の使用の反則金が一番高く出ていますね」

113項目の中で一番高いのがこの携帯の使用 1万2000円ということです。それだけ危ないので、警察の方も最初に違反を取るとしたらこれだろうということで、まずは指導警告をして浸透を図っていきたいということです。特に注意が必要ということです。

では県内ではどういった違反が多い傾向にあるのか…
広島県警の担当者に取材しました。

【自転車小型モビリティ対策室・水谷治紀室長】
「やはり一番よく街中で目につくのはこの携帯電話の使用、こういったものがよく目に留まりますね。続いて多いのが一時不停止であるとかよくあるのが、若い生徒さんや学生さんだが、おしゃべりしながら自転車を並進して走るなんていう光景もよく見ますので、こういったことは全て青切符の対象となります」

水谷さんは、今回の法改正を機に改めて交通ルールを理解してほしいといいます。

【自転車小型モビリティ対策室・水谷治紀室長】
「自転車というのは運転免許証が不要で身近な乗り物です。非常に手軽に乗れる手軽さ故に『このくらいいいだろう』『このくらい自転車だから大丈夫』なんて思わずに安全を確認してルールをしっかり守ってほしいなと思う」

《スタジオ》

手軽な乗り物だからこそ、改めてルールを理解することが求められています。

項目の中にある「イヤホンの使用」。確かに街でも音楽などでしょうか、使ってる方は目にしますが、これ周囲の音が聞こえれば大丈夫と聞いたことあるんですが。

その通りで、判断基準は周りの音が十分に聞こえるかということになってきます。
こちらの写真をご覧ください。TSS の駐車場で私が実際に再現したものですが、このように完全に耳を覆うものですと、その違反に当たります。その場合5000円の反則金になります。

ただ、仕事柄、配送業とか仕事上使わないといけない場合というのもあると思います。そういった場合は片耳、オープンイヤー、骨伝導型は違反にならない。そういったものを使用してくださいとなっています。ただ、周りの音が十分聞こえている場合ということに限ります。音楽を聴くことは止める必要があるということになります。
そしてもう一つ、こんなものも取ってきました。

(ハンドルにカバンをかけてイヤホンしてスマホ見ながら運転)

違反。違反だらけですね。トリプル違反ですか。

一番多い一番反則金が高い携帯、そしてイヤホン、そしてハンドルにカバンをかける。これはバランスを崩して危ないということにつながりますので、違反になります。

なるほど。買い物帰りなんかでやられる方も中にはいるかもしれませんが、今後注意がますます必要になります。

この3つ全てやると2万3000円ということです。本当に注意が必要というのがこの数字からもわかります。

石野さんは普段自転車に乗りますか?

【コメンテーター:広島経済大学・石野亜耶准教授(AIが専門)】
「いや、自転車は乗らないんです」
Q:車はどうですか?
「はい、車は毎日乗ります」

車に乗る方も、もちろん十分注意が必要です。例えば車道を基本的には走らないといけないということで、この法改正をきっかけに自転車が車道を走ることも多くなるでしょうから、車の運転というのも急に車道に出てくるということもあると思いますので、十分必要に注意が必要になるかなと思います。

車の免許を持っている方は、標識見慣れていますが、高校生など免許を持っていないと標識見慣れない。意識はしていなかったかもしれませんね。住んでいる地域によって道路標識を守らなければいけないものが変わりますから、そういった部分は家族の中でも周知というのが必要かもしれません。

身近なものですから、これまで以上にルールを意識してほしいと思います。