海上保安大学校 受験生減少を受けて体力検査「緩和」へ 一方、伝統的な耐寒訓練などは必要な訓練との見解
2/13(金) 18:52
13日、会見を開いた第六管区海上保安本部の本部長。
【第六管区海上保安本部 小野雄介 本部長】
「近年の若い人の体力状況を勘案して改正した。(海上保安官を)希望してもらうことで職員を増やすことに繋げていきたい」
人材確保が『喫緊の課題』となっている海上保安庁。
呉市の海上保安大学校では昨年度、学生採用試験の実質倍率が2.7倍と『過去最低水準』になりました。
こうした中、海上保安大学校の採用試験を巡っては、去年春に入学した学生の試験まではあった、男子「157cm」以上、女子「150cm」以上の身長制限と体重制限を撤廃。
今年行われる試験からは「体力検査」の基準を改正しさらに採用の間口を広げます。
【第六管区海上保安本部 小野雄介 本部長】
「近年の若い人の体力状況を勘案して改正した。(海上保安官を)希望してもらうことで職員を増やすことに繋げていきたい」
人材確保が『喫緊の課題』となっている海上保安庁。
呉市の海上保安大学校では昨年度、学生採用試験の実質倍率が2.7倍と『過去最低水準』になりました。
こうした中、海上保安大学校の採用試験を巡っては、去年春に入学した学生の試験まではあった、男子「157cm」以上、女子「150cm」以上の身長制限と体重制限を撤廃。
今年行われる試験からは「体力検査」の基準を改正しさらに採用の間口を広げます。
具体的には3項目ある検査のうち「鉄棒両手ぶらさがり」が10秒を超えることは必須ですが、「反復横跳び」と「上体起こし」については『2つの水準』を設け2段階で合否を判定。
これまでは全て基準に達していないと「不合格」になっていましたが、今年の試験からはどちらかが「第1水準」に達していれば、もう1つがやや条件の低い「第2水準」でも「合格」となり、これまでの基準ではあと一歩のところで不合格となる人にも道が開かれます。
【第六管区海上保安本部 小野雄介 本部長】
「(上体起こしが)1回足りないけど反復横跳びは3回以上オーバーしているという人もいた。そういった人を一発で切るというよりかは、今度は入れるようになる」
実際に過去3年間の海上保安大学校などの採用試験では、体力検査のある2次試験の受験生のうち5.3%が体力検査で不合格になっていたといいます。
これまでは全て基準に達していないと「不合格」になっていましたが、今年の試験からはどちらかが「第1水準」に達していれば、もう1つがやや条件の低い「第2水準」でも「合格」となり、これまでの基準ではあと一歩のところで不合格となる人にも道が開かれます。
【第六管区海上保安本部 小野雄介 本部長】
「(上体起こしが)1回足りないけど反復横跳びは3回以上オーバーしているという人もいた。そういった人を一発で切るというよりかは、今度は入れるようになる」
実際に過去3年間の海上保安大学校などの採用試験では、体力検査のある2次試験の受験生のうち5.3%が体力検査で不合格になっていたといいます。
一方、試験での基準『緩和』が進む中、海上保安大学校では伝統的に心身や技術を強く鍛え上げる恒例の耐寒訓練や、長い人では泳ぎきるまでおよそ6時間かかるという過酷な「遠泳訓練」などを行ってきましたが、そうした伝統の訓練の緩和・見直しも今後は考えられるのでしょうか。
【第六管区海上保安本部 小野雄介 本部長】
「現場で必要な能力、海に慣れる海に耐えれるというのはどうしても必要になってきますので必要な訓練をしていると考えている」
「現場で必要な能力、海に慣れる海に耐えれるというのはどうしても必要になってきますので必要な訓練をしていると考えている」
