人間とAIが共同で「交通誘導」 労働力不足と効率化に対応 「倍の現場が回せるようになる」
12/22(月) 18:27
労働力不足の対策や作業の効率化を目的にAIと人の関わり方がとりざたされる中、人とAIが共同して行う作業が、様々な分野で始まっています。
先週、東広島市で開かれた人とAIによるハイブリッド警備の視察会。
一見、工事現場などでよく見かける普通の信号機に見えますが・・・
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「片側交互通行自体はAIが行って安全の担保を人が補っているという感じです」
Q:人は管理している?
「そうです」
先週、東広島市で開かれた人とAIによるハイブリッド警備の視察会。
一見、工事現場などでよく見かける普通の信号機に見えますが・・・
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「片側交互通行自体はAIが行って安全の担保を人が補っているという感じです」
Q:人は管理している?
「そうです」
このシステムは導入に向けて、今年、5月から、準備や研修が進められてきました。
AIを使った交通制御システムとは、どのような仕組みなのでしょうか?
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「それぞれカメラの下にパソコンや機械があって、その機械同士で通信して信号を調整していくシステムになります。交通量に応じて青信号の長さを調整してくれたり、両方とも車が来ていない場合には両方とも一旦赤信号にして、車が来た方を青にするようなシステムが盛り込まれています」
さらにこのシステムは、人間の作業スピードでは及ばない速さの点で効果があると言います。
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「通常人が無線で連絡する場合は応答するのに5秒から10秒くらいかかってしまうが、AIは1秒間に数回通信を行っているので、そのスピードで切り替えが可能になります」
AIを使った交通制御システムとは、どのような仕組みなのでしょうか?
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「それぞれカメラの下にパソコンや機械があって、その機械同士で通信して信号を調整していくシステムになります。交通量に応じて青信号の長さを調整してくれたり、両方とも車が来ていない場合には両方とも一旦赤信号にして、車が来た方を青にするようなシステムが盛り込まれています」
さらにこのシステムは、人間の作業スピードでは及ばない速さの点で効果があると言います。
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「通常人が無線で連絡する場合は応答するのに5秒から10秒くらいかかってしまうが、AIは1秒間に数回通信を行っているので、そのスピードで切り替えが可能になります」
しかし、想定外の事態が起こった場合はどうなるのでしょうか?
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「例えば赤信号の突破をした場合、無線機から異常を知らせる機能があります。AIから発信された音声が無線機から出てくるので非常にわかりやすくスピーディーに対応ができます」
《無線機》「逆走している車がいます」
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「AIだけで片側交互通行をするのではなく、オペレーターがついていて人が安全を担保する形になっています」
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「例えば赤信号の突破をした場合、無線機から異常を知らせる機能があります。AIから発信された音声が無線機から出てくるので非常にわかりやすくスピーディーに対応ができます」
《無線機》「逆走している車がいます」
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「AIだけで片側交互通行をするのではなく、オペレーターがついていて人が安全を担保する形になっています」
このシステムを導入した背景には、交通誘導の現場が抱えている切実な問題があります。
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「ストッパーと呼ばれる警備員が今まで車を止めていましたが、年間20人から30人の警備員が事故で殉職している。熱中症も含めて年々夏場が特に熱中症のリスクが高まっていることもあって、機械を入れることでリスクが減るのであればトライしていきたいという思いで導入を進めました」
さらに、将来予想される労働人口の減少にも対応しています。
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「今まで3人から4人でやっていた片側交互通行が1人や2人でできるので、倍の数の現場が回せるようになります。そういう意味では省人化や省力化が可能になる」
変化する社会に対応して、人とAIが協力していく時代。
様々な分野で、新たな取り組みが始まっています。
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「ストッパーと呼ばれる警備員が今まで車を止めていましたが、年間20人から30人の警備員が事故で殉職している。熱中症も含めて年々夏場が特に熱中症のリスクが高まっていることもあって、機械を入れることでリスクが減るのであればトライしていきたいという思いで導入を進めました」
さらに、将来予想される労働人口の減少にも対応しています。
【シナジーコミュニケーションズ 警備事業部・吉本義正部長】
「今まで3人から4人でやっていた片側交互通行が1人や2人でできるので、倍の数の現場が回せるようになります。そういう意味では省人化や省力化が可能になる」
変化する社会に対応して、人とAIが協力していく時代。
様々な分野で、新たな取り組みが始まっています。
