広島市「おこめ券」配布せず 最大5000円分プレミアム付き商品券を販売 地域ポイント「としポ」利用も

12/18(木) 17:20

政府が物価高対策としておこめ券配布などを推奨する中、広島市は市民1人あたり最大5000円分のプレミアム付き商品券を販売する方向で検討していることを明らかにしました。

【広島市・松井一実市長】
「(1人あたり)5000円くらいにはできないかなと思っています」

広島市の松井市長は18日の会見で「おこめ券」は配布せず1人あたり最大5000円分のプレミアム付き商品券を販売する方向で検討していると明らかにしました。

具体的には市民のニーズに応じてプレミアムの付いた紙の商品券の販売に加え、広島広域都市圏で使える地域ポイント「としポ」にチャージするデジタル商品券の利用を想定しています。

松井市長はプレミアム付き商品券を選んだ理由について「全国共通おこめ券では使いみちが限られることや必ずしも地元で使われるとは限らない」「現金給付では貯蓄に回り地域経済の活性化につながらない」としています。