県立高校 22校を9校に再編へ 生徒数減少、私学志向の高まりが背景 2033年度までに 広島県教委

12/18(木) 11:43

生徒数の減少や私学志向の高まりを背景に、県教育委員会が2033年度までに県立高校のうち22校を統合して9校に再編する方針であることがわかりました。

県教委は、「少子化」に伴う生徒数の減少に加え、高校授業料無償化の影響で高まる私学志向を背景に、2033年度の入学者が1学年4学級を下回ることが見込まれる中山間地域以外の「都市部」の県立高校で統廃合を検討してきました。

関係者によりますと、県教委は2033年度までに広島市や呉市、東広島市などにある県立高校のうち22校を統合して9校に再編する方針であることがわかりました。統合の時期は早くても2029年度以降とする方針です。

県教委は来年1月に対象校をまとめた再編案を示すことにしています。