原爆供養塔の遺髪から身元判明 広島市初のDNA型鑑定
12/14(日) 18:11
平和公園の原爆供養塔に安置され身元がわかっていない原爆犠牲者をめぐり、広島市が初めて実施した遺髪のDNA型鑑定から身元が判明したことがわかりました。
DNA型鑑定が行われたのは原爆供養塔納骨名簿に名前が記載されている「鍛治山ミチ子」さんです。
今年5月、被爆後に行方がわからなくなっている「梶山初枝」さんについて甥から問い合わせを受けた広島市が初めてDNA型鑑定を実施。
骨つぼの中にあった遺髪をもとに、依頼を受けた神奈川歯科大学がDNA型鑑定を進めていました。
【神奈川歯科大学 大平寛准教授】
「戦後80年もたっていて、いまだに身元が分からない骨があると聞き、少しでもお手伝いできたらと思いやっている」
今月10日にDNAの抽出に成功し、初枝さんの妹の口腔内細胞と照合した結果、血縁関係にあるとして「梶山初枝」さんの身元が判明したということです。
今回の結果を受けて広島市は今後もほかの遺族からの申し出があればDNA型鑑定を行うとしています。
DNA型鑑定が行われたのは原爆供養塔納骨名簿に名前が記載されている「鍛治山ミチ子」さんです。
今年5月、被爆後に行方がわからなくなっている「梶山初枝」さんについて甥から問い合わせを受けた広島市が初めてDNA型鑑定を実施。
骨つぼの中にあった遺髪をもとに、依頼を受けた神奈川歯科大学がDNA型鑑定を進めていました。
【神奈川歯科大学 大平寛准教授】
「戦後80年もたっていて、いまだに身元が分からない骨があると聞き、少しでもお手伝いできたらと思いやっている」
今月10日にDNAの抽出に成功し、初枝さんの妹の口腔内細胞と照合した結果、血縁関係にあるとして「梶山初枝」さんの身元が判明したということです。
今回の結果を受けて広島市は今後もほかの遺族からの申し出があればDNA型鑑定を行うとしています。
