広島県初の女性知事 横田県政始動 「課題にひとつひとつ向き合っていきたい」 早速カキ大量死対策会議

12/1(月) 11:53

広島県の新しい知事に就任した横田美香知事が1日朝、初登庁し、知事室で「課題に一つ一つ向き合っていきたい」と抱負を語りました。

午前9時に初登庁した横田知事。

「おはようございます」

県庁の玄関でおよそ500人の職員の出迎えを受けました。
この後、早速、知事室に入って知事のいすに座り、気持ちを引き締めていました。

【横田美香知事】
「しっかりと知事の役割を果たしていきたいと改めて思いました。課題はたくさんあると思いますので、今日から一つ一つ向き合っていきたい」

続いて、職員およそ500人を前に訓示し、「県民起点を大切にした上で、県庁として成長しよう」と呼びかけました。

【横田知事】
「変化していく社会で新しい挑戦を続けなければなりません。住みたい、働きたい、訪れたい、そのように思う人を引き付けていく県にしていくことだと考えています」

就任会見では、中長期的には人口減少や若者の転出に取り組むとしながら、喫緊の課題としてカキの大量死への対策に意欲を示しました。

【横田知事】
「被害状況の調査、共有や効果的な対策の検討に向けて、庁内の関係部署で構成するカキへい死対策に向けた庁内連絡会議を設置します。カキ養殖の現場に伺って生産現場の状況を聞かせていただいて対策につなげていきたい」

横田知事は1日午後には早速、カキの大量死問題を受けた対策について協議する予定です。