広島ホームテレビ社長が不適正な経費使用 4年に渡って約60回、総額約160万円 内部通報があり発覚

11/20(木) 11:01

広島ホームテレビは、佐藤以誠社長による社内ルールに反する不適正な経費使用が4年に渡って、およそ160万円あったと発表しました。

広島ホームテレビによりますと、佐藤以誠社長は2021年7月から今年6月までの間、社員との飲食費を社外取引先との飲食費として申請していたほか、業務と関係の薄い出張費の申請など、社内ルールに反する不適正な経費使用がおよそ60回、総額およそ160万円あったとしています。

今年8月に内部通報があり、顧問弁護士などによる調査を経て事案が発覚しました。

佐藤社長は去年6月に社長に就任しましたが、それ以前の常務取締役の時から不適正な経費使用をしていて、社長に就任してからはおよそ20万円の不適正な使用が判明しています。

佐藤社長は事実関係を認め、全額を返還し、月額報酬の30%を3か月返還します。
また三吉吉三会長など3人の役員も月額報酬の10%を1か月返還します。

広島ホームテレビは「今回の事態を厳粛に受け止め、ガバナンスを強化し信頼回復に努める」としています。