高市首相「非核三原則」見直し検討 湯崎知事「被爆の惨禍を経験した場所として絶対守るべき」と強調 広島

11/18(火) 11:55

高市総理大臣が非核三原則の見直しを検討していると報道されていることを受け、湯崎英彦知事は「被爆の惨禍を経験した場所として絶対守るべき」と強調しました。

【湯崎英彦 広島県知事】
「被爆の惨禍を経験した場所として絶対守るべき。外交も含めて、核抑止から脱却していく方策に全力を注いでいただきたい」

高市総理が、国家安全保障戦略など安保関連3文書の改訂に伴い、非核三原則の見直しを検討していると報じられていることを受け、湯崎知事は「これまでも非核三原則の堅持を求めてきた」とした上で、今後、正式に政府が見直しを検討する場合は「堅持をお願いすることになる」との立場を示しました。

非核三原則の見直しを巡っては、木原官房長官が17日、「3文書の改訂の具体的な内容について今後検討を進めていく。現時点で予断することは差し控える」と明言を避けています。