広島市安佐北区出身のミュージカル俳優・高野菜々さんは被爆３世。
１９歳のときに上京し東京の劇団に所属し数々の舞台で活躍。

２０２０年には文化庁芸術祭演劇部門で新人賞を受賞

その後、アメリカニューヨークで学びライブで広島の原爆も伝えた。

【高野菜々さん】
「この歌は広島に原爆が投下された日のことを歌っています。私たちは、過去は変えることはできません。でも未来は変えられることができると私は信じています」

舞台で活躍中の高野菜々さんがハトの手形に託した平和のメッセージは？

【高野菜々さん】

「ヒロシマで生まれた意味」

「東京に出て、戦争がテーマになっているミュージカル作品に出させていただいた時に、あなたは広島に生まれた意味があるのにもかかわらず、なぜそれを考えない？というような、厳しいお言葉をいただいたんです。
広島出身であるっていうことは、生まれながらにしてのミッションがあるのではないかっていうことを今すごく感じていて、私の祖母が被爆者ということもありますし、やはりその自分自身のルーツを絶対に忘れてはいけないですし、自分が表現することは何か、広島だったり、世界の平和につながる一つになればいいなと。そんな思いを込めて今はやっています」

「つたえるつなげるヒロシマナガサキ」