広島県知事選挙 湯崎県政の継承か転換か 新人候補2人の事実上一騎打ちに 投開票まであと4日

11/5(水) 18:47

任期満了に伴う広島県知事選挙は投開票まであと4日となりました。
湯崎県政の継承か、転換か新人候補者2人の事実上の一騎打ちとなる中、各候補の選挙戦を追いました。※各候補の訴えは動画をご覧ください。

県知事選挙には、横田美香候補(54)、大山宏候補(77)、猪原真弓候補(64)のいずれも無所属の新人3人が立候補しています。

※横田候補の街頭演説

先月23日の出陣式で集まったおよそ1100人を前に故郷・広島への思いを訴えた、元副知事の横田美香氏。
会場には、横田氏を推薦する、自民党、立憲民主党など4党の関係者が応援に駆け付けるとともに、現職の湯崎英彦知事が支援を呼びかけました。

※湯崎知事の応援演説

選挙戦では、組織力を活かし、県内各地で個人演説会や街頭演説を実施。
湯崎県政の”継承”を掲げるとともに長く農林水産省で働いた経験から、「農林水産業の生産力強化」を訴えます。

※横田候補の街頭演説

農林水産業の担い手不足をはじめ、人口減少対策が待ったなしの課題だと感じている横田氏。

※横田候補へのインタビュー

一方、湯崎県政からの”転換”を訴えるのが、尾道市出身で女性団体・新日本婦人の会県本部委員の猪原真弓氏です。

※猪原候補の街頭演説

推薦を受ける共産党県委員会が選挙戦を支え、県内各地で街頭に立ちます。
4人の子育て経験を踏まえ、「こども医療費の助成拡充」や「学校給食の無償化」などにまずは取り組みたいと訴えます。

※猪原候補の街頭演説

また、三原市の産業廃棄物最終処分場を巡る県の対応や前教育長の官製談合事件・公文書の偽造問題など、相次ぐ不祥事に対する湯崎知事の姿勢を批判します。

※猪原候補へのインタビュー

このほか、元会社員でサイエンス作家の大山宏氏は投票率向上の必要性を主張。

※大山候補の訴え

大山氏はブログで選挙公約や訴えなどを発信しています。

県知事選挙は今週末、9日に投票が行われ、即日開票されます。