紅葉の絶景を求め比婆山連峰へ 360度の紅葉を楽しむ 「山頂で飲むコーヒーは最高」 広島・庄原市

11/4(火) 18:46

【辰已キャスター】
今朝は冷え込みましたが、きょうは秋らしい絶景を求めて頂を目指してきました。

「きょうは紅葉を見にやってきたんですけども、天気がすごくいいので登ること自体が気持ちよさそうですね」

木々の葉が鮮やかに色づいた中国山地…。

「体が温まるくらい登ってきましたが、おお~見てください。この辺り何個か山がありますが、しっかり赤く染まっているじゃないですか。楽しみだな、上のほうにいくの」
「この辺はトンネルっぽくなっていますよ。紅葉している赤い部分のほうが視界に多く入ってきます」
「あ!着きました!山頂って書いてありますよ」
「…秋感じています!やっほー」

標高1200メートル級の山々が連なり、まさに紅葉の見ごろを迎えている「比婆山連峰」。さらに絶景を求めて隣の山を目指します。

【辰已キャスター】
「え!あの左側のほう、雲海じゃないですか?初めてみた…あんなにきれいなんですね。いや~山登りは道中いろいろな発見があるのがいいですね」
「ハア…よいしょ…ハア…ハア…あとちょっと…」
「おお~!綺麗!すごい!右から左まで紅葉ですよ!360度だ!わー!」

天候にも恵まれた4日はこの絶景を求めて県の内外から登山客が。

【兵庫から来た人】
「気持ちよく登れました」

【東広島から来た人】
「大山…やっぱり上白いね!」

鳥取県の大山は、3日「初冠雪」。
去年より16日早いといいます。

【東広島から来た人】
「まずはお天気が最高、お天気の中にお山があって大山が見えてこのホツツジのこの色合いはこの時期しかみられないので…去年はちょっと茶色だったんですよ。今年はきれいな赤!だから今年は皆さん感動されているんじゃないですか?」

比婆山の麓にある「ひろしま県民の森」によりますと、3連休のスタートと同じタイミングで迎えた「見ごろ」は、例年よりも少し遅めだということですが、天候が安定していれば1週間ほどは楽しめそうです。

【辰已キャスター】
「いろいろ登ってくる途中に写真を撮ったが、ベストショットはスタジオでご紹介したいと思います」

《スタジオ》
見ているだけで気持ちがいいのですが、ベストショットじらされますね。

【辰已キャスター】
はい、こちらです。比婆山連峰を見ながらコーヒータイム。スタッフの皆さんなんですが、山の上でコーヒーを飲むっていうのを私がどうしてもやりたくて、家から持ってきたコーヒーをみんなで楽しみました。

お弁当を持ってきている登山客もいらっしゃいました。各々山の上での過ごし方を楽しんでる様子でした。

そして、今日訪れた比婆山の紅葉というのは今がまさに「見頃」です。

県内の他の地域を見ていきますと、北部を中心に「やや色づく」、南部はまだ「青葉」といったところです。もう少し時間がかかるかなというところですが、紅葉のシーズンというのは一瞬ですので、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか?