元看護師の本格デビューに密着 いよいよ開幕!広島ドラゴンフライズ 新パフォーマンスチーム

10/13(月) 20:00

おととい迎えたドラゴンフライズのホーム開幕戦では、かつて看護師として働いていた女性の新たな挑戦がありました。
その姿に密着しました!

先月中旬。
開幕前のプレシーズンマッチ。

【NANAKAさん】
「みなさん初めましてディフレアのNANAKAです。持ち前の明るさと笑顔で広島の街とドラフラを一生懸命、盛り上げていきます」

NANAKAさんは元看護師。
オーディションを勝ち抜いて、パフォーマンスチームの一員に。
初めての舞台でしたが、ダンスもトークも持ち前の笑顔でやり遂げ、ホーム開幕の本番に向けて弾みをつけました。

【SAYAKA先生】
「ミスもなかったし本当によくやった思う。人前であんなに喋れる?って思った。すごい。本当に」

メンバーの頑張りを讃えた一方で、先生が一番気になったのは、ダンス以外の場面での立ち居振る舞いです。

【SAYAKA先生】
「私が気になったのはちょっと普通の女の子に戻る瞬間が多かった。ボーっとしてしまうところは直していく気を付けていったほうがいい。姿勢とか、歩き方も含めて」

さらに…。

【SAYAKA先生】
「体力面は確かにちょっと心配。筋肉とか体幹とかも必要になってくる。足が痛いのは、引き上げで段々改善されていく部分。姿勢で改善される、足が痛いのは」

実は、ほとんどのメンバーが足を痛めていました。
ヒールの高いブーツを履いた長時間の活動は、チア経験者も豆ができるほど。
NANAKAさんの足も悲鳴を上げていました。

【NANAKAさん】
「もともと悪かった。捻挫、疲労骨折を繰り返していた足首からのそこをかばっていた膝がきて。競技エアロビクスをしていたときに骨折してそこで足が痛んでいて、新体操でまた捻挫で痛めてずっと古傷が…」

自宅でも足の動きを抑えて練習を続けていました。

【NANAKAさん】
「悔しい部分もあるし、みんなのもっと練習している姿を見たらもどかしくなるが、踊れなくなってしまったらもう終わりというか、一番悲しい結末になるのでそれだけは避けたいから。本番で最高のパフォーマンスをするために、自分で他の部分で努力していけたらいいかなって」

始めたのが筋力トレーニング。
足への負担も体幹次第で軽減すると、先生からアドバイスがありました。

【NANAKAさん】
「ふとしたときに気が抜けて、こうなっている子が多いみたいで、私もだが。上に引き上げて立つためには腹筋かなと思って(筋力トレーニングを始めた)」
Q:ホーム開幕戦、腹筋割れているかも?
「そんなことはない。とにかく立ち姿もきれいでありたいなと思って頑張っています」

そして、おととい。

【岡野キャスター】
「いよいよホーム開幕戦。グッズ売り場も大行列でものすごい熱気。メンバーの皆さんも笑顔でお出迎えです」

【NANAKAさん】
「プレシーズンマッチと比べてパフォーマンスが増えてドキドキもあるが、10人みんなでたくさん練習してきたので成果を出せるように精一杯頑張りたい」

今回ももちろん、友人たちが応援に駆け付けてくれました。

プレシーズンマッチのときよりも表情豊かにパワーアップ。
オープニングだけでなく、ハーフタイムやタイムアウト中にもコートに立ち、笑顔を届けます。
コートの外では…
最後までプロ意識を忘れることなく、盛り上げました。

【SAYAKA先生】
「お疲れ様。まずしっかりデビューができて一安心」
Q:楽しめた?
「(開幕の)イレギュラーで臨機応変にできてめちゃめちゃよかった」

およそ2か月前に誕生したこのチーム。
チア経験ゼロのNANAKAさんは、レッスンに加えて自主練習を毎日継続。
メンバーからのアドバイスを受けながら、体の使い方や見せ方をひとつひとつ丁寧に磨いてきました。

【SAYAKA先生】
「この夏を開幕にかけて(頑張って)くれたので。それがきょうお客さんに見てもらえて、本当に感無量。デビューできました」

【SAYAKA先生】
Q:先生が指摘していた立ち姿については?
「(立ち姿は)修正できていた。意識が(観客に)向けられていてスイッチがオンのままで試合に立ってくれたので」

新たなステージに立ったNANAKAさん、あらためて決意を胸に刻みました。

【NANAKAさん】
「いつ見られているか分からないので、常に姿勢の意識は保つようにしていた」
Q:筋力トレーニングの成果は?
「出ていたと思う。そんなに足は疲れなかった気がする。なーちゃんスマイルを皆さんに届けられるように頑張るので、ぜひ会場でお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました」