路線バスの効率化と利便性向上へ 各ダイヤで運行のバス会社 ルート統一・交代で運行へ 広島で実証実験
10/6(月) 18:26
運転手不足などバス業界をめぐる環境が厳しさを増す中、効率的に路線バスの利便性を高めるための実証実験が広島市で始まりました。
バスの実証実験が始まったのは広島市安佐北区のJR芸備線・安芸矢口駅と高陽地区の団地を結ぶ路線です。
それぞれのダイヤで運行していた広島交通とJRバス中国の2つの事業者が、6日からルートを統一して交代でバスを走らせます。
実証実験のきっかけはバス業界をめぐる厳しい経営環境でした。
【JRバス中国 運輸課・吉崎祐司 課長代理】
「個社で乗務員不足・収支改善を図っていこうとすると単純に減便というサービスを低下させる施策しか取れない」
【広島交通 営業推進課・井上義浩 次長】
「高陽の輸送の在り方を探っていきたいと思います」
実証実験は朝と夕方の時間帯を除く午前9時台から午後4時台までが対象。
この時間帯に利用者が少なかった市内中心部への直行便を減らす一方で、需要のある地区内をめぐる便をおおむね1時間につき1往復、確保します。
【利用者は】
「買い物・病院、だんだんバスが少なくなって不便だった」
【バス協調・共創プラットフォームひろしま 山本陽明 事業推進課長】
「利用者の意見も聞きながらバス路線の効率化・最適化をどう図っていくかという取り組みは進めていかないといけないと思っております」
バス事業者の持続性と郊外地域の利便性向上をどう両立していくか…実証実験は今年12月30日までのおよそ3か月間、行われます。
バスの実証実験が始まったのは広島市安佐北区のJR芸備線・安芸矢口駅と高陽地区の団地を結ぶ路線です。
それぞれのダイヤで運行していた広島交通とJRバス中国の2つの事業者が、6日からルートを統一して交代でバスを走らせます。
実証実験のきっかけはバス業界をめぐる厳しい経営環境でした。
【JRバス中国 運輸課・吉崎祐司 課長代理】
「個社で乗務員不足・収支改善を図っていこうとすると単純に減便というサービスを低下させる施策しか取れない」
【広島交通 営業推進課・井上義浩 次長】
「高陽の輸送の在り方を探っていきたいと思います」
実証実験は朝と夕方の時間帯を除く午前9時台から午後4時台までが対象。
この時間帯に利用者が少なかった市内中心部への直行便を減らす一方で、需要のある地区内をめぐる便をおおむね1時間につき1往復、確保します。
【利用者は】
「買い物・病院、だんだんバスが少なくなって不便だった」
【バス協調・共創プラットフォームひろしま 山本陽明 事業推進課長】
「利用者の意見も聞きながらバス路線の効率化・最適化をどう図っていくかという取り組みは進めていかないといけないと思っております」
バス事業者の持続性と郊外地域の利便性向上をどう両立していくか…実証実験は今年12月30日までのおよそ3か月間、行われます。