ドローンサッカー全国大会 高校生ストライカー広島代表に密着 3位決定戦で遂に覚醒!入賞果たす
9/12(金) 15:30
日本ドローンサッカー連盟広島支部、「ヒロシマワークスチーム」の西田です。
皆さん、お待たせしました。
先週の特集でもお届けした「ドローンサッカー世界への道プロジェクト」の続報「国内奮闘編」です。
TSSは日本ドローンサッカー連盟・広島支部を担っていまして、広島代表チームを編成しました。
こちらの高校生と社会人の混合チーム、「ヒロシマワークスチーム」です。
私もメンバーの一人です。
今回は、私たちのチームの攻撃の要となっている高校生ストライカーを中心に公式戦の模様をお届けします。
チーム結成から2カ月ですが、なんと!驚きの結果が待ち受けていました。
皆さん、お待たせしました。
先週の特集でもお届けした「ドローンサッカー世界への道プロジェクト」の続報「国内奮闘編」です。
TSSは日本ドローンサッカー連盟・広島支部を担っていまして、広島代表チームを編成しました。
こちらの高校生と社会人の混合チーム、「ヒロシマワークスチーム」です。
私もメンバーの一人です。
今回は、私たちのチームの攻撃の要となっている高校生ストライカーを中心に公式戦の模様をお届けします。
チーム結成から2カ月ですが、なんと!驚きの結果が待ち受けていました。
《VTR》
先月24日。
ドローンサッカー広島支部代表「広島ワークスチーム」が乗り込んだのは京都府亀岡市。
日本ドローンサッカー連盟主催による全国大会が開かれ全国各地から12チームが参加しました。
広島ワークスチームにとっては、二大会目の公式戦です。
実力を試す最大のチャンスに、複雑な心境で臨む選手がいました。
藤川和樹さん、高校2年生です。
今年春からの選考会で、広島ワークスチームのメンバーに選出されました。
藤川さんのポジションは、点をとることが最大の目的となるストライカー。
実は、ドローンサッカーは誰でも点を取れるわけではありません。
1チーム5つのドローンボールのうちストライカーの2つだけがゴールのリングを潜り抜けたとき得点となります。
先月24日。
ドローンサッカー広島支部代表「広島ワークスチーム」が乗り込んだのは京都府亀岡市。
日本ドローンサッカー連盟主催による全国大会が開かれ全国各地から12チームが参加しました。
広島ワークスチームにとっては、二大会目の公式戦です。
実力を試す最大のチャンスに、複雑な心境で臨む選手がいました。
藤川和樹さん、高校2年生です。
今年春からの選考会で、広島ワークスチームのメンバーに選出されました。
藤川さんのポジションは、点をとることが最大の目的となるストライカー。
実は、ドローンサッカーは誰でも点を取れるわけではありません。
1チーム5つのドローンボールのうちストライカーの2つだけがゴールのリングを潜り抜けたとき得点となります。
広島ワークスチームで、重要な役割を任されたのが、普段所属する社会人チームでもストライカーを務める青山さんと、高校生ストライカーの藤川さんです。
2人揃って初めて、点を取ることができるのですが…
(藤川さん)
「基本的にゴール前の優先権は青山さんにある感じで、自分が先に行って(相手守備を動かして)いい感じにゴール前をあけますんで」
ストライカーとしての自覚が持てないのには訳がありました。
藤川さんが普段活動する、修道高校ドローンチーム。
ここでは、フィールドプレーヤー。
ゴールを奪わせないように守る「守備」が本業です。
広島ワークスチームでは本来のポジションではないこともあり、自信を持てないでいました。
(藤川さん)
「ディフェンスであれば大雑把な動きでも敵を防ぐことはできるので、ストライカーは1センチ単位のすごく精密な操作を求められるので驚いている」
代表としてストライカーに任命された理由は、守備で培った繊細なコントロールを攻撃で生かしてチームを勝利へと導いてもらうこと。
しかし、この時はその理由を理解しきれずにいました。
(藤川さん)
「よっしゃ久しぶりの守りだ」
(監督)
「えっ?守備やりたいん?」
(藤川さん)
「はい」
ストライカーのパートナーを一人にして自ら守備練習に名乗りをあげます。
(藤川さん)
「決して守備したいだけではない。わがチームのエースを鍛えるという大義があるので」
(監督)
「あなたもエースなんだけど」
(藤川さん)
「違いますよ」
2人揃って初めて、点を取ることができるのですが…
(藤川さん)
「基本的にゴール前の優先権は青山さんにある感じで、自分が先に行って(相手守備を動かして)いい感じにゴール前をあけますんで」
ストライカーとしての自覚が持てないのには訳がありました。
藤川さんが普段活動する、修道高校ドローンチーム。
ここでは、フィールドプレーヤー。
ゴールを奪わせないように守る「守備」が本業です。
広島ワークスチームでは本来のポジションではないこともあり、自信を持てないでいました。
(藤川さん)
「ディフェンスであれば大雑把な動きでも敵を防ぐことはできるので、ストライカーは1センチ単位のすごく精密な操作を求められるので驚いている」
代表としてストライカーに任命された理由は、守備で培った繊細なコントロールを攻撃で生かしてチームを勝利へと導いてもらうこと。
しかし、この時はその理由を理解しきれずにいました。
(藤川さん)
「よっしゃ久しぶりの守りだ」
(監督)
「えっ?守備やりたいん?」
(藤川さん)
「はい」
ストライカーのパートナーを一人にして自ら守備練習に名乗りをあげます。
(藤川さん)
「決して守備したいだけではない。わがチームのエースを鍛えるという大義があるので」
(監督)
「あなたもエースなんだけど」
(藤川さん)
「違いますよ」
ストライカーとしての自覚が芽生えないまま迎えた、京都での全国大会。
トーナメント式で強豪チームがしのぎを削ります。
広島ワークスチームは藤川さんが、おとりとなり、ゴール前をあけもう一人のストライカー青山さんが決めるというスタイルで準決勝まで駒を進めました。
画面向かって右側に攻めるのが広島ワークスチーム。
相手は、強豪の高校生チームです。
試合開始早々、広島ワークスチームにまさかのアクシデントが!
藤川さんのドローンボールが青山さんに接触、機体不良を起こしリタイアとなってしまいました。
点をとれるストライカーは藤川さんのみ。
しかし、このピンチの場面で持ち前のコントロールが冴えわたります。
相手チームの強固な守備を切り裂き、連続得点。
試合にこそ敗れてしまいましたが、藤川さんに大きな変化が。
トーナメント式で強豪チームがしのぎを削ります。
広島ワークスチームは藤川さんが、おとりとなり、ゴール前をあけもう一人のストライカー青山さんが決めるというスタイルで準決勝まで駒を進めました。
画面向かって右側に攻めるのが広島ワークスチーム。
相手は、強豪の高校生チームです。
試合開始早々、広島ワークスチームにまさかのアクシデントが!
藤川さんのドローンボールが青山さんに接触、機体不良を起こしリタイアとなってしまいました。
点をとれるストライカーは藤川さんのみ。
しかし、このピンチの場面で持ち前のコントロールが冴えわたります。
相手チームの強固な守備を切り裂き、連続得点。
試合にこそ敗れてしまいましたが、藤川さんに大きな変化が。
(藤川さん)
「青山さん、自分は得点だけをとりにいきます」
ストライカーとして覚醒した瞬間です。
気合十分で三位決定戦へ。
ストライカーのタグをつけるその仕草もどこか心強く見えます。
この試合に勝てば、目標の入賞が叶います。
画面向かって右側に攻める広島ワークスチーム。
試合開始と同時にゴールを奪ったのは藤川さんです。
単独でゴールを奪えば、連携で崩してからのゴールも!
相手は前の試合で敗れた高校のトップチーム、世界大会で準優勝の実力を持つ強豪です。
それでも臆することなく果敢にゴールを狙い続けます。
接戦の末、勝利をもぎ取りました。
強豪ひしめく全国大会で、目標だった3位入賞を果たしました。
(藤川さん)
「心の底から嬉しく思います。みんながひとつになって波に乗れているような感じがして。個人の技量だけじゃなくてチームとしての力が強くなった。これからもっと強くなって行くと思う」
次はワールドカップ!世界が舞台です!
「青山さん、自分は得点だけをとりにいきます」
ストライカーとして覚醒した瞬間です。
気合十分で三位決定戦へ。
ストライカーのタグをつけるその仕草もどこか心強く見えます。
この試合に勝てば、目標の入賞が叶います。
画面向かって右側に攻める広島ワークスチーム。
試合開始と同時にゴールを奪ったのは藤川さんです。
単独でゴールを奪えば、連携で崩してからのゴールも!
相手は前の試合で敗れた高校のトップチーム、世界大会で準優勝の実力を持つ強豪です。
それでも臆することなく果敢にゴールを狙い続けます。
接戦の末、勝利をもぎ取りました。
強豪ひしめく全国大会で、目標だった3位入賞を果たしました。
(藤川さん)
「心の底から嬉しく思います。みんながひとつになって波に乗れているような感じがして。個人の技量だけじゃなくてチームとしての力が強くなった。これからもっと強くなって行くと思う」
次はワールドカップ!世界が舞台です!
《スタジオ》
(加藤キャスター)
全国大会3位おめでとうございます。
(西田アナ)
ありがとうございます。大躍進でみんな大興奮でした。強豪校に勝ちチームの絆も深まった瞬間でした。
(加藤キャスター)
藤川さんも波に乗っている感じがするって言ってましたから、本当に試合の中でチーム力が高まった感じですね。
(西田アナ)
そうです。やりながらどんどんチームの結束力も強まってきました。
我々の次のチャレンジは、今月24日から韓国で開催されるワールドカップです。
そのワールドカップの様子は、今月来月のTSSライクでお伝えする予定です。
以上、「ドローンサッカー世界への道プロジェクト・国内奮闘編」でした。
(加藤キャスター)
全国大会3位おめでとうございます。
(西田アナ)
ありがとうございます。大躍進でみんな大興奮でした。強豪校に勝ちチームの絆も深まった瞬間でした。
(加藤キャスター)
藤川さんも波に乗っている感じがするって言ってましたから、本当に試合の中でチーム力が高まった感じですね。
(西田アナ)
そうです。やりながらどんどんチームの結束力も強まってきました。
我々の次のチャレンジは、今月24日から韓国で開催されるワールドカップです。
そのワールドカップの様子は、今月来月のTSSライクでお伝えする予定です。
以上、「ドローンサッカー世界への道プロジェクト・国内奮闘編」でした。