被爆80年「ヒロシマの実相」知る企画展 広島市の図書館で開催

7/12(土) 18:05

広島の原爆被害を知る上で欠かせない所蔵資料を紹介する企画展が広島市の図書館で始まりました。

広島市立中央図書館で始まったのは企画展「ヒロシマ被爆を知る・調べる」です。

会場では、広島の原爆被害を知る上で欠かせない書籍や写真などおよそ170点が「被爆の実相」や「復興」といった15のテーマに分けて展示されています。

このうち「平和運動と原水爆禁止運動」のコーナーでは「被爆者援護法」の制定を促した通称「つるパンフ」の実物や平和活動に尽力した人たちの著書なども展示されています。

中央図書館は、原爆や平和に関する資料を数多く所蔵していて被爆80年の今年、被爆体験を未来に繋げる取組みを強化しています。

【広島市立中央図書館・土井しのぶ主事】
「資料を見て色々考えたり、そこから何かを調べてもらったり、そういう場になればと思っています」

この企画展は8月31日まで開かれています。