海田町町長が陳謝 贈収賄事件で職員逮捕 「信頼回復に誠心誠意つとめます」広島

6/11(水) 18:52

海田町発注の公共工事の契約をめぐり贈収賄の容疑で海田町職員の男ら2人が逮捕された事件で、海田町はさきほど会見を開き陳謝しました。

【海田町・竹野内啓佑 町長】
「町民の皆様の信頼回復に誠心誠意つとめてまいります。この度は誠に申し訳ございませんでした」

逮捕されたのは海田町・建設課の技師・岡山光太郎容疑者(26)と、海田町の土木会社の社長・安部真矢容疑者(39)です。

警察によりますと岡山容疑者はおととし1月から去年10月までの間、海田町が発注した町内の道路などに関する公共工事の随意契約で、安部容疑者の会社が有利になるように便宜を図り、その見返りに8回にわたっておよそ12万円相当の飲食代や現金8万円などを受け取った疑いがもたれています。

警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。

海田町から安部容疑者の会社への発注件数が2023年度以降大幅に増加しているということで、警察は余罪も含め事件の全容解明に向けて捜査を進めています。