建設現場のDX導入体験会 「これからは新3K(給料よし・休暇あり・希望あり)+1(カッコいい)」

6/5(木) 18:00

建設現場の人手不足などの問題を最新のデジタル技術で解消しようと、広島市内で体験会が始まりました。

国交省の中国技術事務所が整備する「中国インフラDXセンター」で行われた体験会には、民間の建設会社などが参加しました。

建設業界では、人手不足や災害の頻発化などの影響で「省人化」や「生産性の向上」が求められる中、最新のデジタル技術の活用=DXが注目されています。

こちらの無人のショベルカーは、遠隔で操作できるのが特徴で、災害現場での二次災害の防止や働き方改革につながるといいます。

【体験会に参加した工事現場の施工管理を担当】
「ずいぶん進んでいると感じました。積極的に取り入れていって、効率的なのが安全にもつながるので、活用していければと思います」

【国交省・中国技術事務所:柏原良彦 総括技術情報管理官】
「新3K+Kということで、給料がよい、休暇がとれる、希望が持てる、かっこいい、そういった業界にしていきたい」

この体験会は来年の2月末まで行われていて、中国技術事務所は最新技術の普及や人材の育成につなげたいとしています。