「吃音」ある学生が教師を体験 「生徒に寄り添える先生になりたい」 将来の夢の実現に向けて 広島
6/2(月) 18:40
多様性を尊重した教育現場の実現を目指し、言葉が滑らかに出にくい「吃音」のある教員志望の学生による模擬授業が行われました。
5月31日、広島大学で行われた模擬授業。
【教師役:山口県立徳山高校・吉田理紗さん】
「ではこのように吃音…このようなこともあるのですが、それではどのように吃音を持つ方と関わればよいのでしょうか」
教師役を務めたのは、言葉が滑らかに出にくい「吃音」のある高校生や大学生で、いずれも教師を志望しています。
授業には、あえて「号令に時間がかかる教室」という名前が付けられています。
人前で話すことを通じて実践的な経験を積むとともに、参加者に吃音への理解を深めてもらうために行われました。
【教師役:福山市立大学・金子諒哉さん】
「吃音の症状が出ちゃって、それによってからかわれたり笑われたり、そういう経験が一番怖いと感じてしまうので…」
吃音のある人は全国におよそ120万人。
イベントを企画した人は生徒だけではなく、教師にも多様性を認める流れが広がってほしいと話します。
【「号令に時間がかかる教室」を企画・奥村安莉沙さん】
「子どもたちには、社会にはいろんな人がいるということを伝える意味でも、吃音のある先生がいても良いんだと思ってもらえると嬉しい」
教師役を務めた3人の学生は、夢の実現に向け手応えを感じたようです。
【教師役:山口県立徳山高校・吉田理紗さん】
「生徒役の方々にたくさん感想をもらったり、グループワークでたくさん話し合っている姿を見て、本当に教師になりたいという思いがより明確になったなとすごく感じる」
【教師役:広島大学教育学部・安藤結唯さん】
「みんなそれぞれ不安なこととかいっぱいあると思うので、一人一人の生徒に寄り添える先生になりたいと思います」
【コメンテーター:元カープ・山内泰幸さん】
「私も人前で言葉が出なくなったことは何度もありますが、お互いに理解すれば全く問題ない。先生と生徒がお互いに協力し合って授業を作っていくようになれば非常にいいのではないかなと思います」
5月31日、広島大学で行われた模擬授業。
【教師役:山口県立徳山高校・吉田理紗さん】
「ではこのように吃音…このようなこともあるのですが、それではどのように吃音を持つ方と関わればよいのでしょうか」
教師役を務めたのは、言葉が滑らかに出にくい「吃音」のある高校生や大学生で、いずれも教師を志望しています。
授業には、あえて「号令に時間がかかる教室」という名前が付けられています。
人前で話すことを通じて実践的な経験を積むとともに、参加者に吃音への理解を深めてもらうために行われました。
【教師役:福山市立大学・金子諒哉さん】
「吃音の症状が出ちゃって、それによってからかわれたり笑われたり、そういう経験が一番怖いと感じてしまうので…」
吃音のある人は全国におよそ120万人。
イベントを企画した人は生徒だけではなく、教師にも多様性を認める流れが広がってほしいと話します。
【「号令に時間がかかる教室」を企画・奥村安莉沙さん】
「子どもたちには、社会にはいろんな人がいるということを伝える意味でも、吃音のある先生がいても良いんだと思ってもらえると嬉しい」
教師役を務めた3人の学生は、夢の実現に向け手応えを感じたようです。
【教師役:山口県立徳山高校・吉田理紗さん】
「生徒役の方々にたくさん感想をもらったり、グループワークでたくさん話し合っている姿を見て、本当に教師になりたいという思いがより明確になったなとすごく感じる」
【教師役:広島大学教育学部・安藤結唯さん】
「みんなそれぞれ不安なこととかいっぱいあると思うので、一人一人の生徒に寄り添える先生になりたいと思います」
【コメンテーター:元カープ・山内泰幸さん】
「私も人前で言葉が出なくなったことは何度もありますが、お互いに理解すれば全く問題ない。先生と生徒がお互いに協力し合って授業を作っていくようになれば非常にいいのではないかなと思います」