日鉄呉跡地”複合防衛拠点” 新原市長「防衛省に引き続き情報提供求める」 ゾーニング案などの詳細情報

5/28(水) 17:47

防衛省が日鉄呉跡地に整備を検討している複合防衛拠点について、防衛省へ早期整備を要望した呉市の新原市長は、28日の会見で、引き続き情報提供を求めていく考えを示しました。

呉市の新原市長らは、今月23日防衛省を訪れ、中谷元防衛大臣に日鉄呉跡地への多機能な複合防衛拠点の早期整備を求める要望書を手渡しました。

新原市長は28日行われた会見で、防衛省にはゾーニング案の詳細など情報の提供を引き続き求めていきたい考えを改めて示しました。

一方、中谷大臣が役割を終えたと発言した4者協議について、枠組みにはこだわらないものの、関係者での協議は継続するべきとの認識を示しました。

【呉市・新原芳明市長】
「これから防衛省のゾーニングについても進展があると思います。進展に応じて協議が必要なことは明らかなので、引き続き調整をする必要があると考えている」

また、11月の任期満了に伴って予定される呉市長選挙について、自身の進退は明らかにしませんでしたが、「そう遠くない時期に判断を示したい」と考えを述べました。