広島高速5号総事業費 150億円増え約1439億円に 増額分は国・県・広島市など負担 

5/27(火) 18:00

広島市で整備が進む広島高速5号線の全体事業費について、広島市の松井市長は増額する150億円を国と県・市などで負担することを明らかにしました。

広島高速5号線は、広島空港へのアクセス向上などを目的に1号線と広島駅北口を結ぶ自動車専用道路で、先月、広島市東区の二葉山トンネルの掘削工事が完了しました。

これを受けて、5号線全体の開通時期は2027年度上期とおよそ1年、前倒しになりましたが、建築資材や人件費の高騰などの影響を受け、総事業費がこれまでの1289億円から1439億円となります。

増額される150億円について広島市の松井市長は、県と市がそれぞれ25%、37億5000万円を負担し、残りを国と民間が負担することを明らかにしました。

増額の主な理由は資材費や人件費の高騰に加え中央分離帯を作ったり、橋げたの強度を上げるといった安全対策などとなっています。