「まだ落ち込む時間じゃない」―ハンドボール全国3位のキャプテンが胸に刻む言葉

5/27(火) 16:00

広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する夢キラリ。今回は、今年3月に行われた春の全国中学生ハンドボール選手権大会女子の部で3位入賞を果たした安芸高田ハンドボールクラブでキャプテンを務める冨野井みつきさん(中学3年生)にインタビューしました。

―今回の大会を振り返ってどうですか?―

準決勝は最初から相手の流れに持っていかれ、自分たちも気持ちが沈んでしまいました。全体的になかなか点が入らなかったから、20点差ぐらいで負けました。同い年の選手にこんなに体力の差とか力の差を見せつけられて悔しかったです。

―日本一にむけてどんなことに取り組んでいますか?―

準決勝で身体の強さの違いを見せつけられました。ディフェンスをブロックをして、空いたスペースを作って仲間のシュートをサポートしたり、パスをもらって確実に点を決めていくことで、チームに流れがきます。身体を強くして当たり負けしないようなプレイヤーになりたいです

―常に心にとどめている夢キラめく言葉はありますか?―

「まだ落ち込む時間じゃない」で安芸高田ハンドボールクラブの山手監督からもらった言葉です。普段は優しく、ハンドボールの時は的確な指示をしてくれる監督です。

自分のミスで得点を入れられたり、相手に流れがいってしまったりして、落ち込んでいる時に言ってくれた言葉です。もう同じミスはしないように切り替えれたことで、いつも通りの自分のプレーをすることができました。夏の全国大会で日本一になることで、山手監督に喜んでもらえると思います。

―将来の夢についておしえてください―

全国3位という成績を収められたのも、たくさんの人の協力があってこその結果だったので、感謝の気持ちを持って相手の立場でも考えられるような人になりたいです。

夢キラリは毎週月曜日よる8時54分から放送しています。