「他人事ではない…」大規模陥没事故 急がれる公共設備の老朽化対策 広島県でも連絡協議会を設置

5/1(木) 18:40

埼玉県で発生した大規模な道路陥没を受けて、国や県内の自治体、水道・電気などの事業者による連絡会議の初めての会合が開かれました。

会合には道路を管理する国や県、各市町に加えて、水道や電気などのインフラに関わる機関からオンラインも含めあわせて100人以上の担当者が出席しました。

今年1月に、埼玉県八潮市で下水道管の破損などが原因とみられる大規模な道路陥没が発生。これを受けて各都道府県の国道事務所が中心となり道路陥没を未然に防止するため、新たな連絡会議が設けられました。

きょうの会合では、今後の方針として道路のほか、水道管やガス管などの地下にある設備について、それぞれの点検結果を共有しながら、老朽化が進む危険なポイントを精査していくことを確認しました。

【広島国道事務所・前田孝弘副所長】
「タッグを組んで情報をお互いに共有して具体的にどういう状況になっているかを把握した中で取り組んでいく、しっかりやっていきたいと考えている」