「SNS型投資詐欺」被害が急増 広島県内では今年に入って8億5千万円に LINEに誘導する手口

5/6(月) 11:11

SNSを使って投資を持ち掛ける詐欺の被害が県内でも急増しています。
被害金額は今年に入りすでに8億円を超えていて県警が注意を呼び掛けています。

インスタグラムやフェイスブックの広告から無料通信アプリのLINEでのやり取りに誘導し、投資を持ち掛けて指定した口座に現金を振り込ませる詐欺が全国的に増加しています。

この手口はSNS型投資詐欺と呼ばれ、県内では去年9月から被害が目立ってきました。
特に今年に入ってから急増していて、今年3月末までで、79件、およそ8億4550万円もの被害を確認。
すでに去年1年間の被害額をおよそ2億円上回っています。

広島市では、自営業の70代男性が8000万円以上をだまし取られる被害に遭いました。
警察は投資ブームが背景にあるとみていて、「SNSの広告からLINEに誘導して投資を持ち掛けるのは詐欺だと思ってほしい」と注意を呼び掛けています。