海上自衛隊と県石油組合が協定 艦船への給油がタンクローリーから可能に 迅速な被災地支援へ

4/26(金) 18:21

災害時に派遣される海上自衛隊の艦船や車両に迅速に燃料を補給するため、海上自衛隊呉地方総監部と県の石油商業組合が協定を結びました。

呉地方総監部で行われた協定の締結式には二川達也総監と県石油商業組合の大野徹代表理事が出席しました。
この協定は災害派遣で活動する自衛隊の艦船や車両にガソリンなどの燃料を安定して供給することを目的としたものです。

これまで自衛隊の艦船などに燃料補給をする際は、貯油所など決まった施設へ行く必要がありましたが今後は、タンクローリーなどから直接、燃料を供給できるようになります。

【海上自衛隊呉地方総監部・二川達也 総監】
「被災地のほうにどういう形で支援を出来るか、一緒に考えられる体制が出来ると思いますし、災害時における迅速な活動をしっかりと支えられると思う」

海上自衛隊と県石油商業組合は、今後、訓練などを通じて災害時の対応を確認することにしています。