家具インテリア専門店の「ニトリ」が展開する女性向けアパレルブランドが中四国地方で初めて広島市にオープンしました。

【五十川記者】
「誰もが見覚えのある緑の看板なんですが、店舗の中はと言いますと、家具、インテリアがまったくないんです。おしゃれでシンプルな服がずらっと並んでいます」

ニトリグループは２０１９年からアパレルブランドＮ＋を立ち上げていて、広島は４１店舗目です。

【Ｎプラス・高橋陵 社長】
「ニトリグループは家具インテリアのイメージが非常に強いと思うんですけど、お客様の（生活全般の）不平不満、不便を解決する商品を通じてお客様に喜んでもらおうと」

基本コンセプトは家具インテリアの「ニトリ」と同じ「トータルコーディネート」。
若年層に比べブランド数が限られがちという４０代から６０代の大人の女性を主なターゲットとし、税込１万円程度で全身のコーディネートが可能な点を強みに掲げます。

【４０代は】
「かわいい色とかパステル系が多いので、春らしいなと思いました」

人口流出が続く広島県ですが、中四国地方で初の実店舗を構えた狙いについては…

【Ｎプラス・高橋陵社長】
「広島は特に５０代前後の大人の女性の働いている人の数が増加していますので、元気に働いている人に着心地のよい洋服を手に取ってもらえたらと思います。広島にお客様に支持をもらえれば店舗数を増やしていきたいと考えています」

色味ごとにオススメの着こなし方が分かるレイアウトになっていて、Ｎ＋は実店舗のリピーター獲得を目指したいとしています。