そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 ふく衛門

【所在地】山口県下関市彦島西山町

株式会社 ふく衛門(山口県)

今回は、山口県下関市の水産加工カンパニー「ふく衛門」が登場。カンパニーの主な仕事は、飲食店向けに提供するフグなどの「魚の下ごしらえ」。料理人の手間を省くことで人手不足を解消すると飲食業界からの需要は年々高まり、順調に売り上げを伸ばしていきました。しかし、コロナの影響で飲食店からの注文が激減、大量の在庫を抱えることになりました。そんな中、カンパニーが始めたのが「家庭でつくる魚料理キット」の製造販売だったのです。手間がかかりそうな「煮穴子」や「ハモのしゃぶしゃぶ」、そして「フグの身欠き」まで、家庭にいながら魚の調理体験ができると評判に。今回はコロナ禍だからこそ生まれたユニークな新事業を行うカンパニーにのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

コロナ禍を追い風にしたユニークサービス

飲食店に向けた魚料理の下ごしらえを主に行っているカンパニー。フグの身・かま・皮などの部位がセットになった身欠きは、下処理なしでフグ料理を提供できるため、飲食店からも大評判!しかし、コロナ禍で飲食店からの注文が激減し、大量に在庫を抱えてしまったのです。そこで、フグの身欠きを個人向けに調理方法の動画付きで販売。すると、一般ユーザーの間で話題となり、10トンあった在庫をたった1カ月で売り切ることができたのです。カンパニーはこうした料理体験をフグ以外の魚でも提供したいと、魚料理の専用キットを考案。プロの料理人が扱う地元の魚に体験をプラスした定期販売サービス「サカナDIY」を開始したのです。ユニークな取り組みはメディアなどで取り上げられ、注目度もアップ!サービスを開始して半年間で約200人が利用する人気となったのです。

そーだったのかポイント2

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メニュー開発の決め手はプロの味

毎月、料理キットの新たなメニューを4品から5品開発しているカンパニーですが、その中でも大変なのが料理の味付け。試作を行っているのは入社5年目の営業担当・谷本さん。以前、市場で卸の仕事を行い、魚に慣れ親しんでいたことから抜擢されたのです。社内での試食を繰り返した後、和食メニューの仕上げの段階でアドバイスをお願いしているのが、ベテラン寿司職人。カンパニーが持ってきた煮汁の味を調整してもらい、さらに試作を行って、ようやく完成。カンパニーのメニューの味付けは、プロの料理人のアドバイスによって日々、磨かれているのです。

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