そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

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紹介企業

田中葡萄園

田中葡萄園(島根県)

育てたブドウは謎の品種?ブドウ農園のワイン誕生秘話!
島根県益田市で三代にわたりブドウを育ててきた小さな農園。贈答文化の縮小で売上が落ち込む中、県外で修業を積んだ息子と娘が帰郷し、新たな挑戦が始まります。娘は本場仕込みの技でパンとジュースの店を開き、息子は念願のワイン作りに着手。そんな折、畑に現れた“正体不明の葡萄”が家族の未来を大きく動かします。偶然の発見が起こした小さな奇跡とは!?今回は、ブドウに懸けるカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

ブドウ農園が挑む新事業!パン屋さん開店

益田市で1956年に創業した「田中葡萄園」。2代目の田中寿一さん・妻・息子・娘の4人でカンパニーを運営しています。贈答用や生食用を中心に、長年、ブドウを育ててきたカンパニーですが、季節を問わず多様なフルーツが手に入る現代、夏の贈り物という文化も次第に縮小し、ブドウの売り上げは、全盛期の3分の2にまで落ち込んでしまいました。カンパニーは50周年の節目に、ブドウジャムが主役となるパンのお店「モヌッカ」をオープン。東京・京都・フランスで修業してきた娘の佳絵さんがつくるパンは、益田市では珍しかったフランス仕込みのしっかり噛みごたえとあって大評判。地元の人々を中心にお店はにぎわい、停滞していた農園の売り上げは再び伸び始めたのです。

そーだったのかポイント2

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夢のワインづくり!謎のブドウが起こした奇跡

カンパニーは、長年の夢だったワインづくりに踏み出します。きっかけは、2021年に益田市が「ワイン特区」に認定されたこと。息子の祐己さんは醸造資格を取得し、ワイン専用のブドウの栽培を本格的にスタートさせました。新たに仕入れた苗を植えてから3年、実ったのは見たこともない黒くて小さなブドウだったのです。専門機関に問い合わせても「判別は難しい」との返答。祐己さんは、甘さが際立ち、果汁もたっぷりの謎の品種のブドウに「ブラックトルネード」と名付け、その他の自家栽培したブドウと一緒にワインの醸造をスタートさせました。2022年、赤・白・ロゼ、あわせて8種類のワインが完成。甘さと酸味が絶妙に調和し、華やかなフルーティな香りを放つワインは、プロのソムリエも大絶賛。ふるさと納税の返礼品にも選ばれているのです。

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