そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 吉岡製菓

【所在地】島根県出雲市斐川町※吉岡製菓の「吉」は上部が「土」の形

株式会社 吉岡製菓(島根県)

今回は、島根県出雲市で固定観念を覆す、いちご大福が大人気のお菓子カンパニー「吉岡製菓」が登場!まるで宝石のように輝くいちご大福、そのお値段なんと1個648円ですが、多い時では一日に1200個を売り上げるカンパニーの看板商品なのです。そのいちご大福開発のキーパーソンが、カンパニーの専務と結婚し20歳で初めて和菓子の世界へ飛び込んだ若女将。キッカケは、あることに困っている子どもたちのためだったのです。
今回は新たな発想で伝統ある和菓子に新しい風を吹き込むカンパニーの、そ~だったのかに迫ります!

※吉岡製菓の「吉」は上部が「土」の形

そーだったのかポイント1

放送内容写真

豪華ないちご大福!開発のきっかけとは?

和菓子と洋菓子を製造販売しているカンパニーが開発したのは、とてもゴージャスな新しいタイプのいちご大福。ツヤツヤとした赤い生地の上に金粉がかけられた、その名も「ルビーのいちごDAIFUKU」。寒天・白あん・餅生地で包んだ後、お米由来の赤い天然色素を混ぜたデンプンの生地で包み込み、最後はこだわりの金粉を吹き付けて完成!このいちご大福をつくったきっかけは、近年、小麦粉・卵・乳製品のアレルギーをもつ子供が増加していること。アレルギーを持つ人でも安心して食べられるお菓子をつくりたいと一念発起。5年の歳月をかけてつくり上げたいちご大福は、SNSなどを中心に広まり、主力商品へと成長。カンパニーの売り上げも2016年の発売以来1.5倍にアップしたのです。

そーだったのかポイント2

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和洋菓子の垣根を越えたお菓子づくり

「ルビーのいちごDAIFUKU」のヒットを受け、カンパニーが掲げたお菓子づくりのモットーは、和洋菓子の垣根を越えたお菓子を届けること。新たなチャレンジとして2018年に開発したのは、イチゴの形をした「もなか」。若い人にも食べてもらいたいと、かわいいもなかを考案したのです。しかし問題となったのが、イチゴのヘタとつぶつぶの部分を何で表現するかということ。参考にしたのはクッキーでよく使われる砂糖を固めてデザインする、アイシングという洋菓子の技法。これを和菓子の材料でできないかと思いついたのが、ようかんだったのです。ようかんの糖度を調整することで、もなかに装飾することに成功。2018年に商品化すると、関東のデパートとの取引も始まり、現在、多い時で1カ月6千個を販売するヒット商品となったのです。

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