そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

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今週の紹介カンパニー
紹介企業

日興建材 有限会社

江津市役所 農林水産課

【所在地】島根県江津市浅利町

日興建材 有限会社(島根県)

江津市役所 農林水産課

今回は、島根県江津市の「江津コケプロジェクト」が登場。
山陰にある市の中で最も人口が少ない過疎の町・江津市は、江の川やその支流が多いため谷が多い地形で平地が少なく、日照時間が短いため、これまで米作りには向かないと言われてきました。しかし、この環境が実は日陰と湿気を好む「コケ」の栽培には最適だったのです!ということで、江津市では、20以上の個人や企業がコケ生産に取り組み、全国でも珍しい「コケ生産組合」を発足させています。
コケは日陰でもきれいな緑色を保ち、水やりもほぼ無用。芝生と比べて管理の手間が省けるということで、今ではマンションやホテルの外構やインテリアにも採用されるというコケ。今回は江津市で奮闘する「コケビジネス」のそ~だったのかに迫ります!

そーだったのかポイント1

放送内容写真

町ぐるみのコケ栽培ビジネス

江津市ではコケをビジネスにしようと、2014年から市をあげて「江津コケプロジェクト」を立ち上げ、コケづくりを推進しています。現在25以上の個人と企業が生産に取り組み、全国でも珍しい「コケ生産者の会」という組合まで設立。北は北海道から南は鹿児島まで全国各地に出荷しているのです。コケは日陰を好むため、日照時間が短く、日陰が多い江津市の特徴を活かして始まったコケ栽培。場所をあまり選ばないため、耕作放棄地を活用でき、さらに、コケ栽培のパレットの重さが500グラムしかなく、女性や高齢者でも作業を行いやすく、置いておくだけで育つというメリットもあり、生産者の数は少しずつ増えているのです。

そーだったのかポイント2

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コーディネーターの取り組みとは?

江津コケプロジェクト推進コーディネーターの小野山さん。デスクにはたくさんのテラリウムが!すべて小野山さんが趣味でつくったものなんです。2020年8月、江津市は観賞用としてのコケの魅力も伝えたいと、コケ玉づくりなどのワークショップを行うコーディネーターを募集。小野山さんはコケに関わる仕事がしたいと応募し、千葉からやってきました。ワークショップは新型コロナウイルスの影響で延期になっていますが、現在の主な仕事は生産者を訪ね、コケの様々な情報を共有すること。そうすることで「観賞用」という切り口でも生産者を増やしていければと考えているのです。

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