そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

須山木材株式会社

【所在地】島根県出雲市白枝町

須山木材株式会社(島根県)

住宅の基本構造が完成する「棟上げ」かつては、1か月くらいかかった作業が現在では、たった一日で完成してしまいます。その秘密は、使う木材にありました。今回は、そんな木材加工を行う、島根県出雲市にある須山木材株式会社が登場。工場に導入された機会が木材を加工。現場では組み立てるだけというパーツに作り上げていく映像は見もの。そして、カンパニーでは、この地域に根ざした、ある特別な加工が出来るんです。それは雪が多く降る山陰地方には、とても大切な物でした。それがカンパニーの売り上げを倍増する事に成功します。匠の技と機会がコラボした、その技術とは?さらに、カンパニーは未来の子供たちに残したいある取り組みにも挑戦します。今回は地域に寄り添う木材加工技術で成長を続ける木材加工カンパニーのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

地域ならではのプレカット加工

製材などの木材加工を行うカンパニー。かつては大工さんが現場で木材を加工し、組み立てまでを行っていました。しかし現在、あらかじめ切断しておく「プレカット加工」を行うことで、建築現場での作業はほぼ組み立てるだけなんです。そんな中でカンパニーでは、地域ならではの特徴を持った「プレカット」を行えることが強みになっているんです。雪が多く降る山陰の日本家屋では、その重みに耐えるため、丸太の梁が採用されています。丸太は1本1本、太さも曲がり具合も異なるので、木を見て手作業で寸法どりをしなくてはなりません。そこでカンパニーは、専門的知識を持った元大工を採用し、年間およそ50棟分の丸太の梁をプレカット加工しているんです。

そーだったのかポイント2

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未来へつなぐ社有林の木材利用

カンパニーで10年前から行っている新たな取り組みが約900ヘクタールの広さを持つ社有林の木材の利用です。実は島根県は全国4位の森林面積率を持つ資源豊富な地域。しかし、後継者不足に悩まされ、ほとんどの山が荒れていたのです。そこでカンパニーは、手放したい人から山を購入し、間伐・伐採を行い、山を管理することに。間伐することで山に日光が入り、光合成が促進。建築材料に適した太くてまっすぐな木へと育っていくのです。そのために、綿密な森林計画を立て、少しずつ林道の整備を進めています。現在、利益は出ていませんが、30年、40年後を見据えて、原料となる木を確保することがカンパニーの強みになると考えているのです。

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