そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社今井書店

【所在地】島根県松江市殿町

株式会社今井書店(島根県)

1872年創業。島根県松江市の老舗書店、株式会社今井書店。1990年代には郊外での大型店舗など、県外も含めて27店舗に事業を拡大。しかし、ネット販売の増加、本の電子化などで販売数が年々減少していきます。「もっと本に親しんでもらいたい!」カンパニーが注目したのは、販売数が減少する中、わずかに増加傾向にあった、児童書の販売でした。「児童書を売りたい!」子供たちを対象にカンパニーが始めた事業は、地元の人たちもビックリという、これまで本屋さんがやったことのない大胆なものでした。この他にも、カンパニーは次々と新たな事業を展開し、地元になくてはならない存在になっていきます。カンパニーが始めた驚きの事業戦略とは一体?また、本の売り上げを大きく左右する、売り場のポップ。カンパニーには全国でも有名なポップの達人がいます。達人が売り場で展開するポップの世界を紹介。また、達人が、ある出版社から依頼された驚きの企画とは?今回は子供たちの未来を応援する老舗本屋カンパニーのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

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「スクール事業に込められた書店の思い」

山陰地方に24店舗展開する老舗の書店。本の販売数が年々減少する中、約20年前からカンパニーが始めたのは、自社経営のカフェや雑貨店。それにより来店者数は増えたものの、本の販売数の増加にはつながりませんでした。そこで新たな事業展開のヒントになったのが、販売数が増加している児童書。近年、運動不足・運動嫌いの子供のために、運動教室を始めました。そのほか学習塾・英語教室といった子ども向けのスクール事業を展開。小さい頃から本屋に来てもらうことで、本好きな人を増やしたいというカンパニーの思いが込められています。

そーだったのかポイント2

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「オリジナル企画の本は地域の財産」

カンパニーのグループ会社「今井出版」。全国でも珍しいといわれる本屋さんの印刷会社で年間およそ50冊の本を出版しています。その中でも注目は、年間平均5冊出版しているカンパニーのオリジナル企画の本。内容は、山陰の歴史や文化など地元のローカルな魅力を題材にしたものばかり。特に人気なのは、ローカル鉄道の写真集で、3年間で9冊出版しているシリーズもので、たくさんの読者カードが届くほど。さらに、カンパニーのオリジナル本は、地元の図書館に150冊以上所蔵されていて、地域のさまざまな文化を伝える役目を果たしています。

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