そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 オーディオストック

【所在地】岡山県岡山市北区富田町

株式会社 オーディオストック(岡山県)

今回は、岡山県岡山市で利用者10万人を誇る人気の定額制音楽サービスを提供する「株式会社オーディオストック」が登場。
その正体はインターネット上にストックした音楽を、どんな用途にも自由に使うことができるサービス。通常であれば作曲者の著作権により、音楽を聴く以外の用途で使用するには複雑な権利許可が必要。しかし、このサービスを使えば定額で音楽が使い放題。
元々音楽活動をしていた社長が、自らの音楽をより多くの人に聞いてもらう方法として音楽ダウンロードサービスを開始。再生数ごとに作曲者も収益を得ることができる仕組みで、現在は2万人の音楽クリエーターが登録する一大プラットフォームに成長した。
そんなカンパニーが新たに取り組んでいるのが「音の地産地消」。自治体も賛同するそのサービスとは一体!?

そーだったのかポイント1

放送内容写真

10万人が利用する定額制音楽サービス

YouTuberや映像クリエーターをはじめ、約10万人が利用する定額制音楽サービスを提供しているカンパニー。創業時に行っていたのは、インターネット上での音楽コンテストでした。2011年に開催した、リズムゲーム「太鼓の達人」の収録曲を決めるコンテストでは、応募総数がそれまでの約10倍の2000曲を超えたのです。多くの楽曲が集まり、落選した曲の中にも良い作品がたくさんあったことから、別の企業に使ってもらえる機会をつくろうと定額制音楽サービスを2013年にスタートさせました。特にミュージシャンの間で話題となったのは、業界でも先駆けとなった収益の仕組み。登録などの初期費用がなく、音楽が使われた場合のみ報酬が得られるのです。サービス開始当初は1万種類だった音源数も、わずか8年で70万種類に増加。国内最大級の音源を誇る音楽サービスへと成長したのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

音の地産地消で地域に貢献

全国から1日300種類以上も送られてくる曲や効果音。クオリティなどを審査した後に行うのが曲のグループ分け作業。BGMや効果音などの項目から、長さ・イメージ、使用したメイン楽器などに分けられます。中でも特徴的なのが「地域応援プレイリスト」。音の地産地消と銘打ち、地域にゆかりのあるミュージシャンの作品をまとめて公開しているのです。このサービスは、それまでにはなかった利用者の拡大につながり、岡山市からの依頼で、岡山駅前の地下道のBGMに採用されたのです。こうした自治体との取引が始まったことをきっかけに、2020年に誕生したのが、音の新しいブランド「サウンズ・オブ・ジャパン」。観光スポットの音そのものを観光資源として販売することで、各自治体にも収益が還元でき、地域貢献にもつながっているのです。

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