そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

TEGO

【所在地】広島県呉市川尻町西

TEGO(広島県)

今回は、広島県呉市の竹チップ製造カンパニー「TEGO」が登場。2019年に建設会社の新事業として設立されたカンパニーは、西日本豪雨災害をきっかけに放置竹林の問題を解決するため、除草効果が期待できる竹チップの製造を開始しました。畑にまいた竹チップの驚きの効果とは?レモン畑での活用や、カキいかだとして使われた竹材の再利用など、広島ならではの取り組みもご紹介。竹チップの可能性を模索し続ける、カンパニーのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

放置竹林を利用した竹チップ

雑草を生えないようにする防草効果がある「竹チップ」の製造・販売を行っているカンパニー。近年、問題になっている放置竹林の竹を使って何かできないかと考えていたときに見つけたのが、全国各地でつくっていた竹チップでした。庭や道路など、それまでと同じ場所で使うものをつくっても新しいビジネスの意味がないと、広島ならではの新たな場所はないかと思いついたのがレモン畑。実証実験で畑への防草効果を確認すると、竹チップの製造を開始。市販の除草剤は3〜4カ月に1回まかないと効果はありませんが、竹チップは1度まけば約3年効果が続き、手間を減らすことができるため、農家の人たちから期待されているのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

発酵させた竹チップ堆肥

防草効果がある竹チップの新たな使い道としてつくり始めたのは、作物を成長しやすい環境にする「竹チップでつくる堆肥」。石川県で金沢大学と共同研究で開発した竹チップ堆肥をつくる合間さんのことを知ったカンパニーは、合間さんに竹チップ堆肥のつくり方を教えてもらい、製造開始。竹チップに米ぬかや油粕などを混ぜて発酵することで、土の温度が上昇。発酵熱が落ち着くまで半年以上寝かせると竹チップの堆肥として完成するのです。現在、地元のレモン農家をはじめ、徐々に竹チップ堆肥を使用する農家が増えているのです。

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