子育てアドバイス

【よくある相談シリーズ】うちの子、便秘ぎみのようです。
●毎日快適に過ごすために。 生きてゆくには「食べること」「眠ること」「排便すること」が基本ですから、排便することはからだのことを知る大切なサインです。 便秘は、排便が数日に1回程度に減少すること、毎日排便があっても少量しか出ないこと、便が硬いなど、排便がスムーズに行われない状態を指します。便秘の明確な定義はなく、排便の頻度や量には個人差があり、便に関する症状以外に、「おなかの張り」、「腹痛」、「食欲不振」、「吐き気や嘔吐」などの症状がみられることもあります。 子どもにおける便秘の原因の多くは、偏食や小食、ストレスといった生活習慣によるものや病気が原因になっている場合もあります。 からだのリズムには、規則的な「快食・快眠・快便」が直接・間接に関わりますので、「偏食や小食といった不適切な食事」、「不規則な生活」、「水分の摂取不足」、「運動不足」、「ストレス」など生活習慣によって便秘になることを防止することが大切です。 それでは、子どもの便秘の症状として、便秘の症状には個人差があり、排便の回数が少なく便がコロコロになる、毎日排便はあるが量が少ない、便失禁(下着に便が付いてしまう程度)がある。おなかの張りや腹痛、吐き気や嘔吐、食欲不振、不機嫌などの症状がみられます。 そこで日常生活でできることとして、便秘は生活習慣が原因となっていることが多いため、「規則正しい生活」、「食事や排便習慣」、「ストレスの解消」など、生活習慣の改善を図ることが大切です。また、水分、食物繊維(海藻類、きのこ類、豆類、穀類、果物など)や乳酸菌をたくさん摂るなど、食事により排便を促すことが効果的です。  
【よくある相談シリーズ】AI時代でも英語を学ばせるべきでしょうか?
●テクノロジーとうしろめたさ。 最近は、ChatGPTなどに代表されるようなAI技術によって私たちの生活も随分と変わってきました。私の仕事は大学の教員ですが、学生の作成するレポートもそれが本人によるものなのか、それともAIが書いたものなのか区別がつかなくなってきています(幸か不幸か、これまでのところAIでこしらえたレポートを提出された経験は(おそらく)ありませんが)。 私の専門である英語教育でもAIの存在は大きくなっています。AIを使った翻訳や自動添削は十分実用に足るレベルに到達しています。もし英語を使う目的が単に「英語で情報を理解する・表現する」ことだけであれば機械にやらせてもさほど大きな問題は生じません。技術的には英語のプロレベルの仕事が今後AIによってできる訳ですから、人間が大量の時間をかけ、苦労して英語を学ぶことに万人が納得できるような意義を見出すのは困難です。英語にそんなに時間をかけるのであれば、他のことをやった方が良いという意見は出て当然だと思います。 テクノロジーは「人間の限られた能力ではできないこと」を可能にしてくれます。では私たちが(英語をはじめとする)外国語を学ぶことの意義はなんでしょうか? これは私の意見ですが、「人間にとって意思疎通における困難さの存在を痛感し、そこから他者との交わり方に思いをはせるようになる」ことが外国語を学ぶことの意義ではないかと考えています。 これは外国語だけに限りませんが「自分のことをだれも分かってくれない」「子どもに○○と言ったのに、全然親の気持ちをくんでくれない(この逆もしかり)」「自分を理解してくれる人はこの世に1人もいない」など、私達の生活は「断絶」とでも呼べるようなコミュニケーションの失敗に満ちています。それもそのはず、実はコミュニケーションなんてめったに成功するものではないのですから(むしろ「意思疎通ができた」と思えるほうが奇跡的なのかもしれません)。私達は一生をかけて、山ほどの失敗を繰り返しながら、「他人と自分は想像を絶するほど違う存在であること」を学んでいくのです。 外国語で他者と交わる時に大切なのは「自分の発するメッセージは理解されないかもしれない。だからしぶとく、丁寧に言葉を紡ぐ」という姿勢です。外国語は私達にとっては「異質なコード体系」です。私達は自分の思いを異なる言語に移し替える際に、自分の伝えたいメッセージやニュアンスが失われるのを目の当たりにし、「とまどい」や「痛み」を感じます。では、この「とまどい」や「痛み」は避けるべきものでしょうか。私はそうは思いません。「とまどいながら生きる」ことを忘れてしまった人間は、「他者の他者性」に鈍感であるがゆえに、他者に対して極めて残酷な態度をとるかもしれません。「とまどい」や「痛み」を伴う暮らしは居心地の悪いものですが、人間は日々の生活の中で幾分かの不全感を感じながら生きているくらいが良いのではないでしょうか。
【よくある相談シリーズ】うちの子、逆上がりができません。
●子どものタメになる体育学習を考えよう。 小学校では、たくさんの教科や教科以外の授業があります。体育科もその1つで、2~4年生では年間105時間、5・6年生では年間90時間が授業時間として割り当てられています。(1年生は入学してすぐに授業というわけにはいきませんから、授業時数は上級生より1週間分少なく、年間102時間です。) 小学校で学習する教科は、国語科・算数科など10教科になります。生活科のように1・2年生だけの教科、家庭科のように5・6年生だけの教科、理科・社会科のように3年生から始まる教科があり、学年によって教科や授業時間が異なりますが、6年間に10教科の授業があります。体育科は6年間、毎学年で学習します。教科に加えて、「特別の教科である道徳」(全学年)、「外国語活動」(3・4年生)、「総合的な学習の時間」(4~6年生)、学級活動をする「特別活動」(全学年)といった教科以外の学習もあります。 これらの授業時間を合わせると小学校6年間に合計5,785時間の授業を受けて卒業することになります。この授業時間は、法律によって規定されている標準時間で全国共通です。(私学の場合、宗教の時間など一部、異なっている場合もあります)。 こうした授業のほかに入学式・卒業式などの儀式や、運動会・学習発表会・遠足・修学旅行・野外活動などの学校行事を加えて、子どもたちは6年間に多様な学びの場を経験して成長していきます。 それほど多くの授業が子どもにとって楽しく有益な時間になるか否か、本人にも保護者のみなさんにもとても大きな問題だと思います。そのなかで体育学習を子どもたち一人ひとりの成長にどのように活かしていけばよいかについて、ここで考えてみましょう。
【よくある相談シリーズ】ピアノは、早いうちに習い始める方が良いですか。
「うちの子、お友達がピアノを習っていると聞き、自分もやりたいと言います。ピアノは、早いうちに習い始める方が良いのですか? また、家での練習用に本格的なピアノを買った方が良いのか、キーボードなどでも良いのかも教えてほしいです」。このようなご相談がよくあります。

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