県産新米「概算金」4割引き下げ コメ不足から一転コメ余り 農家は赤字経営の可能性も 広島

8/27(木) 17:20

JAひろしまが、新米を集荷する際に農家に対して前払いする「概算金」を、去年から大幅に引き下げる方針を決めたことがわかりました。

JAひろしまによりますと、今年の県産1等米コシヒカリの概算金は、玄米60キロあたり1万5600円で、去年の2万6000円から4割引き下げとなります。

また、「あきろまん」や「あきさかり」など、ほかの銘柄についても同じ水準で引き下げられるということです。

去年は、「令和のコメ騒動」とも呼ばれたコメ不足を背景に価格が上昇し、概算金が高騰しました。

しかし今年は、民間のコメの在庫が増え、いわゆる「コメ余り」の状況になっていることが、大幅な下落につながったとみられています。

JAひろしまは「過去にない下落幅」としたうえで、
「生産コストが概算金を上回り、農家は赤字経営を強いられる可能性がある」
「損をしてでも古米を売り切らないと新米が売れない状況になっている」と、懸念を示しています。