エアコンの駆け込み需要が急増! 背景に「2027年問題」 広島の現状は?
7/11(土) 09:00
梅雨明けを目前に、家電量販店のエアコン売り場が沸いている。
例年より大幅に早いペースで買い替え需要が高まる背景には、2027年4月に迫る省エネ基準の改定がある。
例年より大幅に早いペースで買い替え需要が高まる背景には、2027年4月に迫る省エネ基準の改定がある。
梅雨明け前から売り場が異例の活況
今年の梅雨は雨が多く、気温がなかなか上がらない日が続いている。それでも家電量販店ではエアコンの購入を急ぐ動きが例年を大きく上回っている。
エディオン蔦屋家電・佐竹空さんは「前年ベースとしては大体2倍以上の売り上げで進捗しているかたち。」と話す。
データにも明確に表れており、エディオンでは今年1月には前年同月比136.4%、4月は140%、5月は218.2%と増加の一途をたどっている。ケーズデンキでも「例年より早い時期からご来店されている」といい、同様の傾向がみられている。
エディオン蔦屋家電・佐竹空さんは「前年ベースとしては大体2倍以上の売り上げで進捗しているかたち。」と話す。
データにも明確に表れており、エディオンでは今年1月には前年同月比136.4%、4月は140%、5月は218.2%と増加の一途をたどっている。ケーズデンキでも「例年より早い時期からご来店されている」といい、同様の傾向がみられている。
エアコンの「2027年問題」
需要急増の背景の1つが「2027年問題」だ。佐竹さんは、「2027年問題という
言葉を聞いて一度エアコンを見つめ直してみようと、ひとつのきっかけにつながっていると思う」と話す。
2027年4月から、国が定める家庭用エアコンの「省エネ基準」が、現行より厳しくなる。
基準を満たさない商品の製造・出荷を禁止するものではないが、現在販売されている格安エアコンの多くが製造中止になる可能性がある。これにより、来年4月以降はエアコン価格の上昇が見込まれているのだ。
エディオンでは6畳用の場合、現時点での店頭価格の一例で、標準モデルは6万~10万円台前半なのに対し、新基準モデルは15万円前後~となっている。省エネ性能が高いだけでなく、AIによる室温管理や湿度コントロールなど、快適性を高める機能が充実しているため、価格が上がる傾向にある。
言葉を聞いて一度エアコンを見つめ直してみようと、ひとつのきっかけにつながっていると思う」と話す。
2027年4月から、国が定める家庭用エアコンの「省エネ基準」が、現行より厳しくなる。
基準を満たさない商品の製造・出荷を禁止するものではないが、現在販売されている格安エアコンの多くが製造中止になる可能性がある。これにより、来年4月以降はエアコン価格の上昇が見込まれているのだ。
エディオンでは6畳用の場合、現時点での店頭価格の一例で、標準モデルは6万~10万円台前半なのに対し、新基準モデルは15万円前後~となっている。省エネ性能が高いだけでなく、AIによる室温管理や湿度コントロールなど、快適性を高める機能が充実しているため、価格が上がる傾向にある。
猛暑に備えた早期購入の傾向も
またエディオンによると、「2027年問題」に加え、猛暑に備えた「早期購入」の傾向も強まっているという。例年6月・7月が年間の売上ピークを迎えるが、近年は「暑くなってから」ではなく、「暑くなる前に備える」人が増えている。
省エネ効果で電気代削減へ
新基準モデルのメリットは、電気代削減効果だ。資源エネルギー庁によると、現行の基準よりも省エネ性能が上がるため、6畳用の場合は年間約2760円、14畳用では約1万2600円の削減が期待されている。エアコンの平均使用年数は約14年とされているため、使用期間全体では約4万~18万円の削減につながるという。
今すぐ実践できる工夫は?
家庭での夏場のエアコンの電力消費は全体の3割以上と最も多い割合を占めている。
ドアや窓の開閉を少なくすることや、扇風機などを併用して冷気を循環させること、フィルターの掃除などを行うことで、エアコンの種類に限らず、省エネにつながる。家庭でも工夫しながら、暑い夏を乗り切っていくことが大切だ。
ドアや窓の開閉を少なくすることや、扇風機などを併用して冷気を循環させること、フィルターの掃除などを行うことで、エアコンの種類に限らず、省エネにつながる。家庭でも工夫しながら、暑い夏を乗り切っていくことが大切だ。
